自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

SONY MDR-EX1000組み直し②

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てなわけで、組みました。

ポイントは、ドライバを鼓膜に近づけること、音導管を太くすること、制振をしっかりかけること。

ノーマルの筐体では、見えてる部分がガタガタだったため、削り込んだ後黒に着色、レジンで整形し、ガンプラ用のフェイクネジ部品で飾りづけした。

シェルは薄く、丸みを持たせたので、なかなか見た目も良いと思う。

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組んだ直後は、高音が不足しなんだかボンヤリしていたが、チューニングで補正できたと思う。

 

さて、出音である。

正直な話、今の基準で聴くとあまり良くない。上下のレンジが狭く、解像度もさして高くない。

ただし、大口径ダイナミックドライバらしく空間はものすごく広い。マルチドライバ機や他の高級機と比較しても明らかに広い。

前後左右上下に広く、その部分ではかなり楽しめる。

レジンの硬化により、多少解像度が上がるはずなので、楽しみにしておきたい。

 

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同じ大口径ダイナミック機であるアシダホンと比較した。

結果は、ガッカリするほどアシダホンの圧勝だった。

まず、アシダホンは上下のレンジが広いため、上から下までの空間が全然広い。特に、低音が断然沈み込む。

また、解像度もアシダホンの方がかなり高い。

このため、EX1000では目線付近に音が集中してしまい、混雑する。確かに目線付近の空間は広いのだが、アシダホンに比べ天井が低く、床が近い。。。

 

EX1000でも、勢いのあるハードなロックならかなり楽しく聴けるのだが、JAZZ的なバンドサウンドでは物足りないかな。

 

今後の熟成に少し期待したいが、アシダホンとの強烈な差はなかなか埋まらないと思う。

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EX1000は気に入った機種だったが、ちゃんと組み上げてみると、イマイチ音が古臭い感がした。

大口径ダイナミックドライバを使うなら、アシダホンを強くお勧めしたいかな。

 

 

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初めて佐賀県で泊まった。

コロナの影響で楽しめなかったが、のんびりとしたいい街だと思う。また行きたいな。

 

ちなみに、帰宅後、体調を崩してしまった。コロナ感染を疑いPCR検査を受けたが、幸い陰性だった。

ヒヤヒヤしましたわ(T-T)

 

皆様もお気をつけください。