最近、時計に時間を割いている。面白いネタが多く、楽しめてるかな。
さて、SEIKOのSNA225という時計。
特に思い入れがある訳ではなかったのだが、現状不動の難あり品が安かったので買ってみた。
電池式のクロノグラフ。3針の時計は自動巻に拘りたいが、クロノグラフなら秒針があまり目立たないので我慢できる。まぁ、電池式なので普段使いにするつもり。
購入直後はかなり酷い状態だったので、写真を撮る気にならず写真は無し。電池を交換すると動いたので良しとした。
先ずは分解清掃。レンズの内側も汚れていた。かなり汚い時計だったが、完全清掃できたと思う。
レンズは傷だらけだったので、UVレジンで軽くドーム状の風防に整形した。傷はほぼわからなくなり、いい感じ。
だが、まだベゼルのキズがカッコ悪い。
単純にサイズの合うカスタムベゼルが売っていれば、話は簡単なのだが、マイナーな機種なのでそんなモノがある訳もない。自作することにした。
左がノーマル。右が、安い中華時計から外したモノ。アルミ製でペコペコに薄い。だが、今回は加工のしやすさから良しとした。
また、数字が塗料ではなく、アルミが見えている感じもかなり良いと思う。
薄いアルミなので、ハサミで切ったり、ヤスリで磨いたり。。。円弧をキープするのが難しかった。
またベゼルの表面は、ヤスリを使って高さを低くした。ノーマルでは段差が付いていたので、それがカッコ悪いと思ったので削り取ってやった。
組み込んだところ。
ベゼルの数字が小さくなり、またベゼルの縁が強調されたので、ビンテージ感が出た。かなりいい感じ。d( ̄  ̄)
レンズも盛り上げたので、ビンテージ感はより強くなっている。
ケース全体にも磨きを入れた。ベゼルの表情は時計の印象を大きく変える。別物になった気さえする。
革ベルトの効果もあり、かなりいい感じ。気に入った。
これならしばらく使えそうだ。
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〜まとめ〜
できるだけ頻繁に使ってみたのだが、心配していたレジンによる風防も全く問題なし。キズも付いていない。まぁ、キズが付いたところで速攻で治せるのも良いところ。
さて、最近、腕時計を本気でいじってみたのだが、細密な作業を要求されることに驚いた。普段の生活の中で、注視するアイテムだけに、ほんの少しのキズやズレがとても気になってしまう。
イヤホン作りも細かい作業ではあるが、細かさの要求レベルが段違いで、とても良い勉強になったと思う。
どんな時計をしていても、そんなに人に見られる訳ではなく、まぁ自己満足の世界。だが、自分の手を入れて作り込んだものは、見ていて飽きない感じがする。
しばらくはこの時計を眺めて楽しめそうだ。
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冬の夕暮れ。
空気が澄んでいるよね。
年が変わり、仕事を本格稼働させたが、まだ踏ん張りが効かない感じ。コロナもどんどん増えているので、慎重に生活したいと思う。
皆様もご自愛ください。