やっとで年度末を抜けた。
毎年書いてるが、今年は入院した影響が大きく結構難儀した。
しかも、3月31日最終日に自転車で転倒してしまうというおまけ付き。
いやぁー。カッコ悪d( ̄  ̄)
さて、すこし材料が揃って来たので、いよいよSNK803をいじることにする。
針の長さにはメチャクチャこだわりたい。もう限界まで長くしたい。そこで安物時計から針を持ってくることにした。
色々調べてみると、タイメックスやスウォッチなど、安めの海外時計できっちり適正な針の長さになっていることに注目した。
お安いクォーツなのだが、まだきっちり作られていると思う。
よく見かけるSEIKO用のベンツ針との比較。
圧倒的に長い。いい感じだ。
分針のみを乗っけてみた。
まぁ、長すぎる。
そこで、リューターで削って長さを調整した。
また、針の穴が小さかったので、拡大した。
針の穴のサイズは、NGAさんに教えていただいた。
(NGAさんは以下サイトの管理人様。センスが素敵です。https://ngarts.net/ )
針を入れ替えたところ。
秒針は、なかなかうまくはまらず、結局ノーマルのまま。秒針も攻略しないとな。
印象は、悪くないんだけど、なんだか普通すぎてなんだかつまらない。良いんだけど、なんか違う?って感じ。
続いてケースの磨き。
このケースはリングの部分が外れる。リングは風防がはまっているのと同様の硬いガスケットでとまつっていた。
分解せずとも磨けるのだが、分解好き。
d( ̄  ̄)
まだ下磨きしかしてないのだが、仮組みした。
風防はサファイヤガラスのブルーコーティングのものに変える。風防のガスケットは無くす予定なので、写真のようにガラスとの境界部がすっきりする。
だが、針がな〜。ここで作業を止め、少し考えてみることにした。
さて、他の作業。。
近所のリサイクルショップで変な時計買ってきた。クロノグラフデザインなのだが、ボタンや細かい針は全てダミー。ケースは40ミリを軽く超える。
笑けるほど安っぽい。でも安い。
長い針がほしかった。この針は加工なしで取り付けることができた。(秒針ははまらなかったけど。。)
↑交換前
↑交換後
文字盤ギリギリまで分針が伸びている。
針が銀色となったことで、若干視認性が落ちるものの印象は大きく変わった。
満足です。d( ̄  ̄)
針の交換頻度が増えて来たので、工具を改造した。
針を掴む部分、先端部に磨きを入れ、角を丸くした。また、文字盤に接する面もツルツルにしておいた。
これで、文字盤に傷のつくリスクは減ったはず。
時計のパーツの印象は、組む前にある程度予想はつくものの、組んでみないと分からないことが多い。オーディオと同じで、プラシーボも起こることがわかって来た。
苦労して組んだら、なんだかよく見える?まぁそれで良いと言えば、楽しいから問題なしなのだが。
写真はチャプターを再交換したところ。既製品そのままでは、入らなかったので外周を削っている。
今度こそ格好良くなったかな?
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気づくと春もかなり進んでいる。
今年は、すこし落ち着いて過ごせると良いな。