昨年は、音楽に対しては、聴くより演る事に夢中になった。
ドラムのテクニック的な「山」を越えられたようで、とにかく叩くのが楽しかった。休日の半分はドラムの練習に費やしていたような気がする。
とは言っても、音楽は聞く。
この一年に使った機材は写真の通り。イヤホンもプレーヤーも沢山あるのだが、これだけで十分だと感じた。
イヤホンは、見事に全部ダイナミック一発ばかり。
dita dreamカスタム
ゼンハイザー IE800カスタム
ベイヤーダイナミック xelentoカスタム
アシダホンカスタム
特にdita dreamは、ものすごく実力を感じた。
プレーヤーは、sp1000。
ケーブルはオリジナル。
fiioのBluetooth用アダプターも使ってる。
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イーイヤにも何度か行って、試聴を繰り返したが、イヤホンでは全く欲しいものが見つからなかった。
ゼンハイザーのIE900は良かったのだが、IE800カスタムとの差をさほど感じなかったら。(まぁ、IE900をカスタム化すると凄いはずだが。。高いよね。)
dita dreamの新作であるPERPETUAは、めちゃ良さそうなのだが、まだ聴けていない。ちょっと買えない価格設定だしね。
プレーヤーでは、sp2000t、sp3000が確かに良かったのだが、sp1000ベースで調整したイヤホンを使っていると、そこまで高額な製品を買う必要があるのかは、疑問だった。
SONYのWALKMANには大いに期待したが、そこまで魅力を感じられなかった。
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さて、そんな状況で音楽を聴いていたのだが、イヤホンを作らなくなって10ヶ月ほどしてから、音の聞こえ方に大きな変化を感じ出した。
機材へのこだわりが、薄れた時期だと思う。
「音楽が楽しく聴こえだした。」
低音がどうの、空間がどうの等の機材の性能的なところへの意識が薄れてくると、意外に音楽がまとまりを持って飛び込んでくるようになった。
しかも不思議と、これまでに聴こえていなかった音も聞こえるようになった。
色々なプラシーボがかかっていたのだと思う。
確かに、イヤホンのチューニングに懸命になっていた時には、左右バランスに始まり、高音の柔らかさ、低音の深さ、硬さとか、空間展開の広さとかその辺りに音楽の楽しみを感じていたように感じる。
「人間は聴きたい音が聴こえる」そんな格言があったか、なかったか。とにかく音楽を楽しむコツは意外にプラシーボ効果の向こう側にあるように感じた。
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といいつつも、久しぶりにdita dreamのチューニングを調整した。左耳のフィッティングを調整して、多少左右バランスを取っただけだが、びっくりするくらい音が変わったと感じてしまった。ピントが合うことで、細かな音楽表現が感じられるような感覚。
まぁ、これにもプラシーボがだいぶ含まれてるとは思うけどね。プラシーボとの付き合い方を真剣に考えてみたいものだ。
最近は博多の出張が多い。好きな街なので大歓迎なのだが、ラーメンを食べる機会が多くなってしまう。気がつけば毎日食べてたりする。
そんな中、絶品ラーメンに出会った。
西区の九州大学から車でほど近い。
何もない住宅地の民家改造店舗。外から見ると普通入ろうとは思わないだろうけど、中に入るとなかなか雰囲気が良かった。
また行こう。d( ̄  ̄)