自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

コンデンサと抵抗

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コンデンサ。いろんな容量のものを取り敢えず手探りで購入。

黄色いのがタンタル。緑と銀、青がニチコン

・2.2uF
・3.3uF
・4.7uF
・6.8uF
・10uF
・15uF
・22uF
・33uF
・47uF

コンデンサは足の長い方がプラスで、短い方がマイナス。極性あるみたい。

 

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抵抗もよくわからんので、タクマンのものをがっさり買ってみた。一本5円。(^o^)/

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写真は買ったものの半分。

抵抗にはいろんな色で線が描かれていて、その色でスペックを表現してるみたい。判読表がメーカーホームページにあったけど、、絶対わからなくなりそう。

http://www.takman-e.co.jp/pdf/color_code.pdf

 

抵抗は、小さいけど、コンデンサはデカイな。まぁ、多ドラ機には入らないだろう。

いろいろ試してみて、気持ちのいいところを探ってから、小型のものを調達するつもり。

今回の購入費は、約1000円。まぁ、遊んでみるにはいい金額。

 

夜、早速タンタル4.7uFを試してみた。

変な歪みもなく、高音がキラキラして気持ちいい。すこし驚いた。。(@ ̄ρ ̄@)

ただし、急にイヤホンの左右バランスが壊れていた。先に直さないとな。

 

 

 

ダイナミック経過 コンデンサ

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アンジーから取り出したコンデンサと抵抗のセットを繋いで遊んでみた。

抵抗とコンデンサがどちらを先に繋ぐかで、高音がカットされたり、低音がカットされたり。なかなか面白い。

写真の状態でかなり中域を抑え込めてる。良い感じだ。

もう少し高音が強調されるように全体のバランスをとってみようと思う。

 

ネットワークというほど大げさなものじゃ無いけど、かなり面白い。もっと早くやれば良かったな。

(@ ̄ρ ̄@)

 

以前、コメントでご質問を頂いた内容について、この位で回答になりましたでしょうか?

私も試行錯誤の状態なので、少しずつ分かったことは書いていこうと思います。

今後ともよろしくです。(^o^)/

ダイナミック 経過7 中域のチューニング

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また1からシェルを作り直した。

今回、これで3度目。

(T . T)

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やっとで両耳から音がでた。寄り道が多かったな。

音は中域〜高域が多く、低域が思ったより少ない。

5.5ミリ4発を可能な限りカナル出口に近づけたからだとおもう。ここの音導管を細く長くしてしまうと中域が多すぎる音になってしまうと感じている。

今回は内径2ミリ、長さ1.5センチ程度と太く短くできた。

 

さて、ここからが、バランス取りになる。手探りの要素も多く、難しい部分。

目標は中域の量を少なくして、高音、低音を増やすこと。

 今思いついている手法を整理する。

 

①ユニットの繋ぎ方

直列にするか、並列にするかを試してみる。今回、中域を抑えたいので、5.5ミリを直列に配線した。

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きたなくてわかりにくいが、とりあえず写メを。若干、5.5ミリユニットの存在感が弱くなる。(@ ̄ρ ̄@)

 

②音響フィルター

低音ユニットをそのまま聞いてみればわかるが、結構中域〜高域の音が出ている。12号機ではここに大きなフィルターを入れたら効果がとてもあった。ラジオ音質から安物イヤホン音質まで変わった。

また、音導管を高音、中域、低域の3つに分けている場合は、中域の出口にグリーン程度の抵抗を入れてやる。

つまり、高音はそのまま基準としながら、中域と低域のフィルターで調整するやり方。

12号機ではこのやり方でバランスさせる事ができた。

 

③音導管

結構大切。

太さと長さで結構変わる。

高域は、太く短く。低域は細く長く。

この考えをベースに使用するユニットに合わせていろいろ試すしかないと思っている。

 

twfkなど、高音のキツイものは、音導管は細め。長さを長くする。

ダイナミックドライバの高音担当ユニットは、さほど高音がキツくない。とにかく短く太く。

 

④抵抗、コンデンサ

多ドラにすると、スペースが無くなっていく。つまり音導管の自由度がなくなる。

今回から抵抗、コンデンサ、コイルを試してみようと思う。

中域を押さえこめると良いのだが。

上の写真は、手元にあった抵抗とコンデンサを中域ユニットにつないでみたもの。

中域の暴れが緩和された。もう少し試してみたいが、イヤホンでは初めて使う。上手くできるかな?

 

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夕暮れ。木々が芽吹いてきたのがわかる。

春の空は綺麗だな。

 

TWFK考察

ダイナミック機、結局TWFK無しで組んでいる。

TWFKを入れると途端に、ダイナミックドライバっぽくなくなる。

高音は自然に出るようになるのだけど、硬いというか、全体がBAドライバのようになってしまう。

本来、それはそれで良いのかもしれないけど、それなら全部をBAで組む方が音が澄んで聞こえる。

なので、今回TWFKは使わなかった。若干、イコライザで高音を持ち上げる方が気持ちいいかもしれないが、それにつけても、ダイナミックドライバ独特のスムーズさがある。

 

さて、組み上げたら、いい方向に働けば良いが。。。

 

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いっせいに木々が芽吹いた。

新緑が綺麗な季節になったな。

(=^x^=)

ダイナミック経過6 いよいよ組込み

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用意したドライバ一式。

片耳10発もある。このうち、どのくらい使うかな?仮組してみたら、6発位しか入れられないようにも思う。

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念のため、アコースティックホーンの実験。

音導管を細いものから太くすると高音が強化されるというもの。

結果、あまり劇的な効果なし。

(T . T)

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組込み。6発でこの状態。もう殆どスペースなし。twfkならいれられるかな?ってかんじ。 

悩んだ挙句、6発で組んでみた。

両側音出しまで完了。

思ったほど中域がキツくない。高音もそこそこ出ている。まだ圧倒的な感動までは無いが、悪く無い。

そんな中、「パキッ」変な音が聞こえた。

ガーン。音導管が外れてしまった。この段階で外れると、全てがやり直し。。。

(T . T)

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この黒いドライバか。。。

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それで、結局こうなった。。。

レジンが完全硬化する前で救われた。

ドライバだけは救出できたけど、右耳は1から作り直し。

(T . T)

ふて寝決定だな。

 

ダイナミック経過5 ダイナミックの魅力

セッティングが出てきだした。

5.5ミリを4発。これで超高い解像度が確保できる。

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4発だけ入れたところ。

既にカナル付近はキツキツ。6発は更にきついと思う。もう少し試すけどね。

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10ミリクラスを2発追加して聞いてみる。

フィルターは、10ミリにイエローをかましてある。

写真的にはあまり代わり映えしないけど、実は音はすごい変わっている。

メチャクチャ楽しい音になってきた。

BA10発には敵わないが、充分に高い解像度。BA8発クラスかな?

そして、ダイナミックならでわの魅力は、実は中域なんだと思わせてくれる音が出ている。

中域が前に出てくる感じがきもちいい。BA10発には無い気持ちよさ。(=^x^=)

これはいけてるぞ!

 

もう少しイロイロ試してみて週末に組み上げたいな。

ダイナミック 経過4

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6発を聞いてみた。

おお。凄い解像度。空間も12号機並みに広い。

でも若干、じゃっかーーーーん、12号機より柔らかい音がする。

 

12号機が無ければ喜んでこのまま作ったのだろうけど、、作る意味があるのか悩ましい。

音導管の密閉がうまくいっていないようで、低音の力量もすくない。

 

おまけに、風邪が治らず、聴くたびに音が違っている。

難しいな(@ ̄ρ ̄@)