自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

たぶん3号機⑦

組み上げてから約2週間が経過した。 レジンの硬化に伴ってだいぶ音が落ち着いてきた。 今回は星の滴でシェルを作ったが、内部の充填には太陽の滴を使った。 このため、これまでと大差なく、2週間程度で音は激変した。低音がグッと締まって、高音域の歪みも少…

色々試聴

ベイヤーダイナミックのxelento。 以前のブログにも書いていたが、めちゃ惚れ込んでいつかは買おうと決めていた。 価格が下がってきており、買う気半分で試聴した。 流石に良いのだが、、、最近の自分のイヤホンと比べるとあまり差を感じなかった。カスタム…

音の求め方

また、抽象的なタイトルをつけてしまった。 どんな音を求めて、その結果としてどんな風に「耳か育つのか」考えてみたい。 音楽に対する嗜好は変化していく。触れる音楽によって、欲しいと思える音は変化していく。 ハードロックが好きな時代は音はなんでもよ…

たぶん3号機⑥

10時間程度、バーンイン ハンダ付けを伴う作業をした時には、音出し直後は音が暴れる。このため、今回は10時間程度実施した。全体に音が柔らかくなった気がする。 現時点ではダイナミックドライバ背面の穴は全閉としているため、フェイスプレートを付けてい…

たぶん3号機⑤

クリエイティブのEP-AVNAIR。 この子も解体した。 やはり大口径のドライバの低音力はとても魅力的。 BAと組み合わせる事で、思い切った使い方ができると思う。 但し、クリエイティブのドライバは背面の穴が多すぎるため、シェルに入れる前に塞いでおいた。2…

星の滴 レビュー

とうとう太陽の滴が手に入りにくくなってきた。 そこで、後継である「星の滴」を使ってみた。 臭いは若干柔らかく、粘度も少し低い。 着色の塩梅は変わらず。濃い目の色も作りやすかった。 ただし、気泡が入りやすい。一度入った気泡が抜けにくい感じかな。…

BAドライバ〜多ドラ化について。

最近、ハイブリッド機が連続している。 BAドライバの利点は、解像度感が出しやすいところ。解像度の解釈は色々あると思うが、ダイナミックドライバに比べて音が「連続していない」という意味で、音の輪郭が掴みやすい。 これは、メリットでありデメリットだ…

たぶん3号機④

なかなか低音のコントロールがうまくいかない。 その後、色々試した挙句、100均イヤホンを改造した時の手法と似た事で完成となった。 音導管を一旦、完全に閉塞させた後、ドリルで0.5ミリ程度の穴を開ける事で低音量を調整した。 今回、なんでこんなにダイナ…

たぶん3号機③

出音を確認。 まず、中域から低域にかけて、ボアボアする。 ダイナミックドライバの背面の穴を開放している場合の典型的な音だと感じた。 この穴は全て塞いで音を確認した。しかし、まだ低域の解像度が不足する。ボアつくというより何か根本的なバランスが悪…

たぶん3号機②

悔しかったので、どうにか修復を試みることにした。 先ずは、配線をつなぎ直すために、シェルを部分的に割った。 上手に割れれば、うまく修復できるはず。 んー。まずまずかな。(@_@) 続いて、レジンの侵入した音導管の取り外し。 無理に引っ張って、パイプ…

たぶん3号機①

数年前、カスタムイヤホンをつくりだして、初めて作ったハイブリッド機。 多分、3つめ位に作ったものだと思う。 今聞き直してみると、意外に悪くない。 14ミリの大型ダイナミックドライバに、オーディオテクニカのイヤホンから取り出したBA。TWFKも使ってい…