また1からシェルを作り直した。
今回、これで3度目。
(T . T)
やっとで両耳から音がでた。寄り道が多かったな。
音は中域〜高域が多く、低域が思ったより少ない。
5.5ミリ4発を可能な限りカナル出口に近づけたからだとおもう。ここの音導管を細く長くしてしまうと中域が多すぎる音になってしまうと感じている。
今回は内径2ミリ、長さ1.5センチ程度と太く短くできた。
さて、ここからが、バランス取りになる。手探りの要素も多く、難しい部分。
目標は中域の量を少なくして、高音、低音を増やすこと。
今思いついている手法を整理する。
①ユニットの繋ぎ方
直列にするか、並列にするかを試してみる。今回、中域を抑えたいので、5.5ミリを直列に配線した。
きたなくてわかりにくいが、とりあえず写メを。若干、5.5ミリユニットの存在感が弱くなる。(@ ̄ρ ̄@)
②音響フィルター
低音ユニットをそのまま聞いてみればわかるが、結構中域〜高域の音が出ている。12号機ではここに大きなフィルターを入れたら効果がとてもあった。ラジオ音質から安物イヤホン音質まで変わった。
また、音導管を高音、中域、低域の3つに分けている場合は、中域の出口にグリーン程度の抵抗を入れてやる。
つまり、高音はそのまま基準としながら、中域と低域のフィルターで調整するやり方。
12号機ではこのやり方でバランスさせる事ができた。
③音導管
結構大切。
太さと長さで結構変わる。
高域は、太く短く。低域は細く長く。
この考えをベースに使用するユニットに合わせていろいろ試すしかないと思っている。
twfkなど、高音のキツイものは、音導管は細め。長さを長くする。
ダイナミックドライバの高音担当ユニットは、さほど高音がキツくない。とにかく短く太く。
④抵抗、コンデンサ
多ドラにすると、スペースが無くなっていく。つまり音導管の自由度がなくなる。
今回から抵抗、コンデンサ、コイルを試してみようと思う。
中域を押さえこめると良いのだが。
上の写真は、手元にあった抵抗とコンデンサを中域ユニットにつないでみたもの。
中域の暴れが緩和された。もう少し試してみたいが、イヤホンでは初めて使う。上手くできるかな?
夕暮れ。木々が芽吹いてきたのがわかる。
春の空は綺麗だな。