自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

final Piano Forte IX ④

やはり音が全く気に入らないので、解体した。 ノーマルの筐体を割るのはかなり難しそうに感じたので辞めていたが、中を調整しないと全く話にならないと結論した。 筐体の隙間にカッターを添わせて、少しづつグリグリすると意外に簡単に分解できた。 やはり、…

100均イヤホン 改造 2020④

続いて、もう少し音質を上げていきたいと思う。 私が気になったのは、中域にある独特の響き。 これを無くしたい。 先ずはイヤホン筐体の「ザ、プラスチック」という感じの質感からどうにかしてみる。 前のブログの最後に100均マニュキアを載せていたが、これ…

100均 イヤホン 改造 2020③

前回までの改造で、100均イヤホンにも可能性を感じてもらえたと思う。 すこし補足をする。 私はプラスチックの板はこれからとった。 テレワーク用に用意したパソコン機器の入っていたパッケージ。 ちなみに、よく使っているドリルはこんな感じ。 ホームセン…

100均 イヤホン 改造 2020②

続いてドライバの調整に入る。 まず、ドライバ背面の音抜き穴。 小さな穴が3つある。こんな小さい穴でも3つは開きすぎ。 これを塞いでいく。 写真は2つ塞いだところ。中域の暴れ方がめちゃくちゃ落ち着いてきた。このあと、3つ目も塞いだ。 写真では、布…

100均 イヤホン 改造 2020①

過去に何度か、100均イヤホンで遊んできた。 しかし、今見ると未熟な部分も多い。恥ずかしくなる。 その1(2018年1月) http://domingo55.hatenablog.com/entry/2018/01/20/001429 その2(2018年7月) http://domingo55.hatenablog.com/entry/2018/07/28/235…

古いイヤホン 〜設計思想の変化について〜

古いイヤホンに、名作は無い。 乱暴な言い方だが、色々分解してみて得た結論。 古いイヤホンとは、ゼンハイザーのIE800以前のイヤホンとしたい。年代的には2012年ごろ以前のもの。 〜訂正〜 EX1000は2010年、IE800より2年も前に発売されていたようだ。大まか…

final Piano Forte IX ③

チューニングを進めてみた。 カナル出口は、大幅に拡大。高音部が改善されたが、まだまだまだまだ不足している。元々ドライバーからの高音量が少ないのだと思う。 ドライバの背圧調整は、音抜き穴を全て完全に閉塞させてた後、0.3ミリから少しづつ穴を拡大し…

final Piano Forte IX ②

という訳で、ささっとカスタム化する。 先ずは、先端部を切断。 上質な?硬いステンレスで、しかもとても分厚く、切るのに難儀した。 リューターに砥石をつけて切断しようとしたが、時間をかけても切りきれず、結局、ハンドグラインダーをつかった。 グライ…

final Piano Forte IX ①

ふと、イヤホンの作成依頼があり、ジャンク箱を眺めてた。 こんな物を発見。 final Piano Forte IX こんなの持ってたんだって感じ。一応値段は10万円越え。確か、ジャンクで安く購入して分解しようとしたが、筐体が硬くて断念したんだったと思う。 構造は至…

XBA-H3とEX1000

XBA-H3には、全体に磨きを入れ、コーティングした。もう分解して組み直すことはないと思う。 また、なかなか面白い音になってきたので、チューニングを進めている。 先ずは、高音BA用の音導管に使っていた熱収縮パイプを撤去した。 レジンでガッツリ固着して…

XBA-H3⑦

フェイスプレートを取り付けて密閉した。 まぁ、仕上げは悪くないかな。 フェイスプレートは、工夫し筐体の蓋を取り外しできるようにしておいた。 これで、ダイナミックドライバの背面に簡単にアクセスできるので、低音調整の幅が広がった。 d( ̄  ̄) 組み上…

XBA-H3⑥

組み上げた。 先のブログの通り、ドライバの位置はだいぶ追い込めた。 また、音導管は大きく変更した。 ダイナミックドライバは、4ミリ→2ミリ。 中域用BAは、2ミリ→2ミリ。 高域用BAは、2ミリ→2.8ミリ。 これらの変更の結果、出音は大きく改善された。 チュ…

XBA-H3⑤

チューニングを施し、まぁまぁの音に出来たつもりだったが、屋外でEX1000と聴き比べたら我慢できないくらいつまらない音に感じた。 現状では絶対使わない。。。 てな訳で、解体してしまった。 問題点を解決しつつ、組み直したい。 ①音の鮮明さの向上 音の鮮…