自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

XBA-H3③

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忙しくて、なかなか作業時間が取れない。

作りかけのXBA-H3は、フェイスプレートをつけるところまでなかなか進まない。

 

出音は、悪くない。

悪くないのに、気持ち悪い。

楽器がうまくまとまらないというか、ピントが合わないというか、音の焦点がたくさんあって、微妙にブレているような。。。

まぁ、そんなに正確に聞き分けられるわけはないので、心理的なものかもしれないが。

 

あと、低域の迫力が16ミリドライバとしては不足。10ミリドライバならこんなものかもしれないが、全然下が出ていない。だが、ここはチューニングでかなり改善できると思う。

また、高音域が期待していたほど出ない。intimeのツイーターを聴いた後だと、SONYの超高域用BAはそんなに美味しい仕事をしてくれないと感じる。ここも、チューニングで変わるだろうが、根本的な力量は変わらない気がしている。

 

 

現時点で軽くチューニングしてみた。

ハイブリッド機なので、音導管は三本ある。

中域用ドライバに、ノーマルと同様に少しスポンジを入れてみた。

低域用はあえて4ミリとしているが、いつもの要領で出口の角を落としてやると、高音域も大きく変化した。ダイナミックドライバは、全域を出しながら、BAで軽く味付けしてやるようなイメージなのかも知れない。

BAを下げてダイナミックを上げた形になったが、当初感じていた気持ち悪さはかなり改善された。

 

 

ここで、EX1000カスタムと比較。

上下のレンジはEX1000の圧勝。空間の広さもEX1000が優れている。

唯一、中域付近の解像度はH3かな。解像度と共に音量も上がっているが。。

もう少しチューニングを進めてみたいが、「どんなドライバを使うか」より、「どう設置するか、どうやって音を導くか」の方が重要な仮説が立ってしまった。

 

多ドラにして場所の制約から、ドライバの位置を追い込まないより、シングルで位置を追い込む方が良い結果が得られる??

もう少し研究してみようと思う。

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