自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

ダイナミックへのこだわり

f:id:domingo55:20170520231308j:image

ベイヤーダイナミック。大好きなメーカー。

唯一運用しているヘッドホンは、ベイヤーだし。分解した時の造りの良さにも感心させられる。

dtx100。発売当初は1万を軽く超えてたのに、5、6年も経つとこんな値段。

音を出してビックリ。とても音場が広い。明らかに最近のイヤホンとは思想が違う。広い音場で全体を散らしておいて、低音をグッと持ち上げてきているから、高音が埋もれない。かと言ってボーカルが引っ込むわけではない。いや、少しは遠いけど、自然な感じ。

1つしかドライバー無いのに頑張るなー。

そんなわけで、聴き比べたくなった。

f:id:domingo55:20170520231849j:image

SONY EX1000。ベイヤーを聞いた後なら納得の音質。解像度は高く、各音がとても明瞭に聞こえてくるように「チューニング」されている。

というのも、ベイヤーより音場は狭く、中域が鋭い。そう、鋭いと「感じられる」。解像度は確かに高めだが、中域が鋭いから余計に解像度を高く感じる事ができる「チューニング」なんだろうと思う。

確かに大好きだから、まだ持っているのだが、ベイヤーの方が楽しいかも。。

 

f:id:domingo55:20170520232324j:image

我がダイナミックのタドラ機。

緑の方が4ドラ。ゼンハイザーの15ミリなんて入れているから低音の迫力がすごい。まさしくバリバリの低音マシン。但し、いまいち中域〜高域が明瞭ではない。

 

黒が最新作のダイナミック6発。

これまでのダイナミック作品を圧倒できる音質。EX1000すらこもって聞こえる。

但し、曲によってはまだすこーーーし、バランスが悪い。

でもダイナミックドライバーの魅力がめちゃ詰まってると思う。

ダイナミックドライバーの魅力は、低音ではなく、中域にあると思う。太かったり、深かったり。味が濃厚。

濃厚な音でハードロック。たまらん。。

( ̄^ ̄)ゞ

 

f:id:domingo55:20170520233034j:image

最後にBAタドラ機。

やっぱり。超絶解像度。素晴らしすぎる。

だが、超絶故に、すこし音が細いと感じる。

ダイナミック機と使い分けたくなる。

 

そこで、次回作だが。。

もうすこし、ダイナミックドライバにこだわりたくなってきた。

ダイナミックドライバには、もう少し奥があると思う。超絶解像度もありうるだろうし、ウルトラ音場も可能だろう。しかし、それはBAに譲ろう。

「色艶」ねっとりとした音の粘度や、色気。そんなものを感じる事ができるとするなら、それはBAではないように思う。

(。-_-。)

 

と言っても、どんな構成にしたらそれに近づくか、全然わからないけどね。

まぁ、6発以上のタドラ機にしないと無理だとは思う。しかも、15ミリとか5ミリとか色んな種類が必要だろうな。

 

次回作はとにかく、ドライバーの選定に気を使うぞ!少しお金かかってもいい。納得できるものを使おう。( ̄^ ̄)ゞ

 

てなわけで、暫く色んな実験が始まりそうです。

 

f:id:domingo55:20170520234742j:image

自転車暑かった。

でも。だいぶ身体が軽くなった。

やっぱり、運動ってたいせつ!

自転車

f:id:domingo55:20170520111822j:image

久しぶりに引っ張り出してきた。

ハーフカーボンのKLEIN。これもフレームだけ貰ってきていろいろ考えて組み上げたもの。

クランクの長さや、ブレーキとチェンジのレバーの位置関係等が悩み抜いた痕跡。

 

久しぶりに乗ったけど、バシッとポジションは気持ちよかった。

(=^x^=)

 

さて、今日は久しぶりにこいつで通勤してみよう。

 

ダイナミック6発 まとめ

f:id:domingo55:20170515110823j:image

カナル先端のチューニングを本気でやってみた。

 

音導管の出口は4つ。

2つは、5.5ミリドライバ用の内径が2ミリ。

2つは10ミリドライバ用の内径1ミリ。

 

内径が2ミリの音導管は、ビニールパイプを一旦外した。音が広くなって高音も強くなったが、中域も盛り上がって少し聞きにくくなった。

そこで、スポンジを詰めてみた。高域が抑えられたが、スポンジでは「コモリ感」が出てきたのでやめた。解決策として、内径2ミリのビニールパイプを長さを調整しながら再度入れた。今回は5ミリ程度入れている。コモリ感はなく単純に高域〜中域の音量が下がった感じ。

今回は5ミリだが、長さを調整すれば色々な効果があると思う。

右耳と左耳、同じように聞こえるように、少し左右でパイプの長さとかを変えている。

 

内径が1ミリのパイプは低音用をイメージしてるが、そこそこ中域も出ていた。

少しでもスポンジを詰めると、中域〜高域は随分少なくなった。そこで、2ミリ立方位のスポンジを中域がカットできる量の基本とした。そこから更に量を増やし、低音の量を調整した。

今回は、右耳の方がスポンジ量が多い結果となった。

 

チューニングは、けっこうシビア。

朝と夕方、暑かったり寒かったりでも聞こえ方が違う。今、このブログは飛行機で書いているが、気圧が変わったりするともう何が何だかわからないくらい音が変わる。

今回、一応の正解を出したつもりだが、まだ少し変えていかないといけないんだろうと思う。

 

f:id:domingo55:20170515110813j:image

これまでの最高傑作と思っていた12号機と聴き比べ。

BAを10発と10ミリダイナミックを1発入れていた。レイラとか、ロクサーヌと聴き比べて、負けてないと感じていた。

 

ダイナミック6発と比べると、、、

意外なほど、物足りなくなってしまった。12号機は、解像度は高く細かい音までしっかり描写する。空間もヘッドホンに負けないくらい、広大。歩きながら聞くと、地に足が付いていないような怖さを感じることさえあった。低音もめちゃくちゃたっぷり。実はもう他にイヤホン要らないと思っていた。

だが比べると、中域付近が薄い。ダイナミック6発は音場の広さは狙わなかったので、そのせいもあるかもしれないが、中域付近の音の太さが物足りないかも知れない。

 

対するダイナミック6発機は、

解像度は12号機にちょっと負けるが、決して低くない。普通に聞くとメチャクチャ高い。

音場は12号機ほど広くないが、普通のイヤホンとしては広い方だと思う。

低音は、締まりまくった質感。これはスポンジを多めにしてるからだと思う。ベースラインが強調されてとても楽しい。

 

ダイナミックドライバの可能性をとても感じることができた。中域〜高域もBAに負けない作り込みは可能だと思う。

ただ、多ドラ化すると、調整を取るのがメチャクチャ難しい。ちょっとした配置や音導管の長さの差などでも聞こえ方がすごく変わると思う。今回はネットワークなどの検討もしたので、左右のバランスへの配慮が足りなかったのかも知れない。

 

とにかく、このドライバ構成で、再チャレンジしたい気持ちは強い。意外にいい音でるから皆様にもオススメしたいな。(@ ̄ρ ̄@)

 

f:id:domingo55:20170515210105j:image

 BAがだいぶ溜まってきた。本気の多ドラ機があと2発くらい作れそうだ。

(@ ̄ρ ̄@)

ツイテナイ

f:id:domingo55:20170514144806j:image

なんだか、クルマの窓が調子悪いと言うか、閉まらない。

カーステもだいぶ前にかなりいじり倒していたので、その影響かとも思ったが、どうやらモーターがダメになっているような雰囲気。

(T . T)

 

最近、やればやるほど、なにならおかしくなる事が多い。イヤホンもそうだしね。

 

すこし疲れをとらないとな。

むやみに作らないことにする。。

そんなときもあるよね。

(@ ̄ρ ̄@)

ダイナミック6 チューニング中

f:id:domingo55:20170514005919j:image

結局内径2ミリの音導管4本は全て抜いてしまった。解像度というか、空間というか、透明感が向上するように感じるから。

まぁ、必要ならビニールパイプはまた突っ込めばいい。

 

音導管の内径が2ミリでなくなったので、もうknowlsのフィルターは使わない。より細かい調整が可能な「スポンジ」を使う。黒色を使えば見た目もそんなに損なわない。

 

低音ドライバ用の1ミリ音導管に少量スポンジを入れると、意外に中域が落ち着く。まだドライバの中域〜高域がカットしきれていないことがわかった。

また、スポンジの量が少量ならそんなに低音は少なくならない。ただし、ドスーーーンとしたワザとらしい沈み込みはなくなってしまった。

低音の量が少なくなると、中域〜高域が多くなる。バランスには気をつける必要がある。

 

中域〜高域用の太い音導管にスポンジを入れると、少量でもみずみずしさが少なくなる。

この辺りばバランスだと思う。

今日のところは、スポンジはなしにしておいた。

 

微妙な調整を始めると、深夜は混乱してくる。今日も仕事だったから、疲れてるんだろうな。明日、落ち着いてる時に聴きなおしてみよう。

 

チューニングは、上手くいくとめちゃ楽しいが、わからなくなりだすと、トコトン嫌になる。(T . T)

 

まぁ、焦らずゆっくり行きたいな

 

 

ダイナミック6 その後2

昼も夜も流しっぱなしにしてみてる。

エージングが進むにつれて音の変化は確かに進んでいて、全体に透明感が上がってきたて、とてもいい感じ。

ダイナミックは、エージングによる変化がBAより感じやすいと思う。

しかし、低音の定位が今ひとつ。改善はしてきてるが、曲によって崩れることがある。

 

f:id:domingo55:20170513114213j:image

カナル先端付近のチューニングに着手した。

まず、高音を強調するため、音導管を太くする。といってもビニールパイプを抜くだけ。細いドライバーでレジンとの密着を解いてやれば、こんな感じではずせる。

今回は、RHAドライバを使っている箇所の音導管を外した。しかも、右だけ。

音の輪郭がよりハッキリするようになった。高音の減衰が減っているはず。

f:id:domingo55:20170513114946j:image

左には逆にフィルターを入れた。

この状態で低音が真ん中に集まりだした。

うーーん。あと一息!

使いながら調整しよう。