自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

20ドラに向けて2 手持ち確認

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DETC-30008 2発。

以前、ジーフォから買っていたもの。

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jh16プロから抜き出した低音ユニット

JHA XB 1011と記載がある。専用チューニング品。DETCと同様のデュアルドライバを2つ束ねてあるので、2つに分解できると踏んでいる。

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アンジーから抜き出した低音ユニット。

ue900の低音ユニットと同様に大きめのベントがあいている。

1522aの記載がある。ソニオンかな?

ユニット出口が赤色になっており、フィルターが挿入されていると思われる。

このまま使う予定。

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Ultimate Earsの10 Proの内部。低音ユニットを使うつもりが、左右で品番がちがっている。。。おいおい。

 uexxx0840と、0844。出音はそんなに差を感じなかったが。どうなるかな(T . T)

 

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アンジーの中域ユニット。

2発をまとめてあり、使いやすそう。

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以前買っておいた、32033。

写真は4発をまとめているが、分解して使う。

 

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アンジーのtwfk。

これも2台をまとめてある。

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DN1000から抜き出したもの。

 

以上。

並べてみるとすごい量だ。ハンダ作業だけでも1日かかるかな??

高音ユニットが不足しているが、以前作ったイヤホンをバラして取り出すかな?

いや。高音ユニットは、少なくてもいいような気もする。(@ ̄ρ ̄@)

 

出音を確認しながら決めていこう。

スタートはしたものの、完成は当分先になりそうだな。

 

 

次期作構想 20ドラに向けて

12号機で、11ドラハイブリッドを達成した。

15号機でダイナミックばかり6ドラを詰め込めた。ならば!

BA機の最高峰である20ドラに挑戦してみたい。

 

欲しい音は、透明感と空間の広さ。

良いピアノを弾くと、ピアノ全体に音が響いて聞こえることがある。

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例えば、柴田淳のアルバムひとりから、「かなわない」。大好きな曲。柴田淳って、知名度はそんなに高くないけど、曲の作り込みはすごくいいと思う。

曲の始まり、優しいピアノの響きが気持ち良い。次にベースが入ってきて曲が立ち上がっていく。この空気感をもっと感じてみたい。

広大な空間を得るためにどんなドライバを選択するか。そこがポイントになると感じている。

 

普通に20ドラの構成を想定すると、

高域8ドラ

中域4ドラ

低域8ドラとなる。

 

低域を10ドラ以上に増やしながら、高域を減らすと、空間が広がるかもしれない。

高域が弱くなる可能性があるが、高域のドライバは小さいのでカナル先端付近に配置すると、存在感は増やせる。

また、音導管を無くす事もおもしろい。

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64audioは、そんな事も考えて商品化してきた。しかし、音導管がある方がチューニングはしやすい。また、15号機では、音導管がある方が解像度が高いと感じて、撤去した音導管を再挿入した。

音導管というか、ドライバユニットから、カナル先端までの作り込み方が今回もポイントになるだろう。いろいろ試す必要があるな。

 

さてと。。

まずは、材料あつめだな。

(@ ̄ρ ̄@)

手持ち比較と次期作構想

実はここ何ヶ月か12号機を聞いていなかった。

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BA10発プラスダイナミック1発のハイブリッド。JHのロクサーヌに負けていないと思っていたので、これを超えるイヤホンは作れないと思っていた。

いくら多ドラといえど、ダイナミック機には負けないだろうと。。。作成中に下手に聞くと、作成意欲がなくなったら大変。だから、きかなかった。

でも、いよいよ15号機が完成した。音も落ち着いてきた。聴き比べることにした。

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12号機。

やはり、笑ってしまうほどの解像度。どんな複雑な曲でもちゃんと楽器を被らせず聞かせてくれる。特に中域〜高域の解像度が凄い。

これは、これでやっぱりものすごく良い。

 

対して15号機。

12号機の直後なので少し緊張したが、意外に全然負けてない。

解像度こそすこし劣るが、低音〜中域の色気がものすごい。特に、締まりまくった低音が沢山出てくるので低音を聞きたい時には、抜群だと思う。

12号機より、ひょっとしたら楽しいかもしれない。まぁ、曲によるのだろうな。

 

当面は、この二台で十分楽しめそうだ。

BA機とダイナミック機。多ドラにすると差は詰まる。でもやはりキャラの差はすごくあると思う。

どちらが良いかは気分だな。

(=^x^=)

 

さて、次回作は。。。

BAの片耳20発構想に着手したい。

次回作のコンセプトは、「透明感+空間」としたい。BAが得意とする方向かと思うのだが。。

 

うまくいくかな??

(@ ̄ρ ̄@)

15号機 レジン硬化

6月5日にフェイスプレート辺りを作った。

今日は20日。ほぼ2週間。

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昨夜くらいから急激に音が変わってきた。

低音がしまって、高音が伸びる。

音場が広くなって解像度も上がる。

レジンを満たしたイヤホンとした場合、作成後しばらく経って、急に音が良くなる時がある。この間の再生時間は30時間程度だと思うが、再生時間より、硬化時間だと思う。

そもそも、中古ユニットばかり使っているので、ユニット自体のエージングは進んでいるはずだしね。

 

作成後一週間程度のシェルを割ると、レジンの匂いが結構する。1カ月程度のシェルを割ったときはそれほど臭わなかった。完全硬化にはそそれほど時間がかかると思う。

 

 

とにかく、作ってよかった。(=^x^=)

めちゃくちゃ気持ちいい。作成直後は、低音過多過ぎかなと思うところもあったが、低音がしまってくると、ちょうどいい。

前回もほぼ同じ構成でダイナミック6発として、失敗してしまった。4回くらいから割りして作り直したことになる。本当に苦労した構成だったが、今はどんな高級機も欲しくなくなるくらいの音になった。

やれやれ。(@ ̄ρ ̄@)

 

また、高音が伸びてきたのが嬉しい。

5ミリドライバをカナル先端に近づけたのがよかったんだと思う。シェルを限界まで削って位置を調整したからな。

あと、全体を再度磨きこんだら完成だな。

 

 

自作ケーブル比較

どうも、体調がすぐれない。

半田ごてを握る気にならず、ケーブルの構想を煮詰めることにした。

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すこしまえに購入していた、オヤイデの8芯。102SSCという線材を試したくて購入していた。

変な癖がなく、銅の気持ちいい感じを味あわせてくれる。ただ、ゾノトーンに比べるとすこし、空間の奥行きと高音が少ないかな。

でも、これはこれでいいケーブルだと思う。試していないが、BA多ドラ機など音が繊細なイヤホンにはすごく合う気がする。

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ビアブルーのケーブルを8芯にしたもの。年明けに作って、BA多ドラの12号機で使っている。

ゾノトーンと比べると、いろんな面でワンランク低い性能と感じる。しかし、ポータブル環境では「取り回しの良さ」はとても重要になる事が多く、結局よく使っていた。

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オーグライン+pt悪くない、結構高級な音を出してくれる。高音付近の透明度がとてもあるが、少ーーし色付けを感じる。

もう少しだけ、低音が出ればもっと万能なんだけど、これはこれでアリ。

 

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そして、ゾノトーン改。

今回購入したゾノトーンと音質の傾向が近い。但し、今回のものほど深く沈み込まない。。

でも、細く作り直したら、このあたりが限界かもしれない。。。

 新作の作り方、迷うなー。

(@ ̄ρ ̄@)

 

 

ロジウム

古くからの友人と話した。

彼はカーステの人。何百万も突っ込んで凄い車になっていっている。

 

音づくりに対する知識は深い。トライアンドエラーを繰り返しているのだろう、困った時に相談するとヒントをくれる。

( ´ ▽ ` )ノ

 

〜位相を合わせる〜

彼の言葉。電気的な位相。音波としての位相。

機器に無理をさせず好きな音を出させながらキャラクターを合わせていく。そして、数ミリの調整に位置調整に気を使い、位相を揃えていく。

位相がバチッと決まると、音場が広がり音の魅力が何段階も上がるらしい。

 

今回、締まった低音が欲しいと相談したのだが、位相を揃えることで、低音もしまるとアドバイスを受けた。

 

〜中域の魅力〜

解像度が高く、空間が広く、締まった低音がモリモリの音が好きだと伝えると、次の段階は中域になると言われた。

なるほど、理解できる。中域がつまらないとどんなに条件を満たしていてもつまらない。

 

〜電源〜

音の位相を合わせても、音の原料である電源の波が美しくないと、音自体あまり美しくならない。

電源の純度を高めるためにいろいろすべき。

 

〜異素材〜

以前、ロジウムの端子をもらった。

何処かに挟み込むだけで、音が激変?するとのこと。

あす、ためしてみよう。

( ´ ▽ ` )ノ

ケーブル ゾノトーン6N

どうやら私は、新しいお気に入りのイヤホンができたらケーブルが作りたくなるようだ。

今は、年明けに作ったゾノトーンを使っているがオーグラインより全然良いと感じている。

ゾノトーンのケーブルかなり好きだ。

そこで新規ご購入。

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ZONOTONE 6NSP-Granster 2200α

前回は多分4N程度の純度だったが、今回は6Nもの純度。期待が高まる!

購入後に知ったことだが、7Nも製品化されてる。まぁ、今回は6Nで。7Nだと1万超えるし。

 (@ ̄ρ ̄@)

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2メートル購入。

ゾノトーン特有のブルーにキラキラの見た目。嫌いじゃない。

しかし、太くて硬い。コタツのコードより太く、カルパスより硬く重い。

(@ ̄ρ ̄@)

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早速、簡易接続。

ケーブルが硬すぎて、イヤホンが引っ張られる。手で保持していないと、無理矢理ケーブルに引っ張られて、耳に激痛が走る。

なんてこったい。

 

しかし、出音は笑ってしまった。

もの凄く気持ち良い。こんな音はイヤホンで聞いたことがない。

今使っているゾノトーンと比較しても、上まで綺麗に伸びて空間がきっちり広い。各音の輪郭がはっきりする。定位感が上がり楽器の立ち位置が明確になった。解像度も上がっている。

低音はグッとシマった上で、量が増えた。

肝心の中域は、ピアノの音が艶かしくなった。今まで聞いていたピアノよりエロいかんじ。でも変な脚色が無い。これに比べたら、オーグラインには脚色があると感じられた。

ダイナミック6発にはこれ位のケーブルで電気を送ってやらないといけないんだろう。すごく音が変わってしまった。( ´ ▽ ` )ノ

 

このケーブルになって、DITAのanswerを完全に超えたと思う。アコースチューンのHS1551は、方向性が違うので、比較はしにくいが、空間の広さを考えるとこちらの方が気持ち良い。

もう、何十万する単発ダイナミックイヤホンにも負けない気がする。

なーーーんてね。自分の作品は可愛いもので、きっとひいき目になってるんだろう。

(@ ̄ρ ̄@)

 

オーグラインや、前回作ったゾノトーンを大きく上回る音質。うまく仕立てられたらこれしか使わないだろう。でも、どうやったらポータブル環境で使えるようになるかな??

 

鍋で煮込んで天日で乾燥したら、軽くやわらかく細くなるとか。。。パスタちゃうしな。

難題ですな。(T . T)