今年は10台以上は作ったと思う。試作や失敗作を含めると何台作ったか思い出せない。
年明け〜春
BA11発に取り組んだ。
BAは簡単に多ドラ化が図れて音質調整も簡単。
ダイナミックドライバに比べて、ドライバのバラツキも少ないと思う。
音質的な感動も大きかった。「聞こえていなかった音が聞ける」という意味ではとても優れていると感じた。
細かすぎる音を聞けたところで、楽しいかな?という結論に近づきつつある。
ドラムの音で、細かいハイハットやスネアのゴーストノートが聞こえたとして、それはドラマーとしては聞いて欲しい音の1つなんだけど、本当にノリを作るために大切な音は別にあると思う。
例えば、ベードラの音。録音する時って重さや沈み込みの量、アタック音のハギレ良さなどがめちゃくちゃ気になる。多分、他人様には差がわからないレベルでいじり倒して気持ちいいノリの出せる音を探す。でも、ゴーストノートの結果として出てくるスネアのスナッピーの音などは、そりゃかなり拘るけど、どうせ聞こえないんだろうなと半分諦めながら音作りする。
おのずと、リスナーが楽しく聞くためにはどう聞くべきかきまってくる??
そんなたわ言を妄想しつつ。。。
(´-ω-`)
春〜秋
ダイナミックの多ドラに取り組んだ。ネットワークも色々試したな。最終的に、ダイナミック6発プラスBA2発のハイブリッドになった。
この辺りでいろんな勉強ができたと思うが、今年の私の取り組みは、すこし失敗だったと思う。
多ドラ化を目指すあまり、ドライバの選定が甘かった。まあ、選択肢がほとんど無かったのもあるが、もっと良いドライバならすごい音になっていたと思う。
問題は音のコモリ感。
後に作ったワンドラ機と比べると、中域に透明感不足というか、コモリ感というか、IE800などと比べると、なにかつっかえているように感じる。
原因はドライバの選定ミスと、位置ぎめの甘さなんだろうな。と予想してしている。
だが、音の濃厚さはたまらない魅力。
良いドライバが手に入れば必ずリベンジしたい。
ネットワークやら、対向ドライバとか、色々試したけど、消化不良だな。
(´-ω-`)
秋〜冬
cat walkさんのブログを見ていて、ワンドラ機を作りたくなったのがきっかけで、ワンドラへ。
BA11発を軽く超えられる音質のモノがいくつかできた。
中でもIE800とB30は秀逸だと感じている。
非の打ち所がないというか、いつ聞いてもいい音だなと感心できる。
ドライバが良い分、カナル先端の処理とか、筐体の中に入れるオモリの量での音質変化がよくわかった。
まだまだ勉強することはありそうだが、ワンドラはそろそろネタ切れかな?
cat walkさんが良い機種を紹介されたら、作ってみようとは思う。
( ̄^ ̄)
さてと来年はなに作るかな??
ワンドラ機をすこし発展させて、3ドラ程度で作って見たいと考えているが、IE800を超えるのはなかなか難しい。
いいアイディアが浮かぶといいが。
(´-ω-`)