自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

地震。

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8時ジャストくらいに、ちょうど電車は駅に止まっていた。

カスタムイヤホンで結構大きめの音を出していたので、揺れを感じて、イヤホンを外してビックリ。緊急地震速報が車内一杯に鳴り響いていた。イヤホンをしているとまったく聞こえていなかった。

遊園地のアトラクションくらい電車が揺れて、ただ事ではない気がした。

揺れはすぐに収まった。東日本の時などは長かったが、今回はほんの数秒の感覚。

熊本地震の時は、下から突き上げるような感じだったが、今回は振幅の小さい横揺れ。

 

駅のアナウンスでは、直ぐに駅舎から出るように案内があった。だが、多くの人は、動く気配なし。すぐ、運行が再開されると踏んでいるのだろう。

 

駅舎からでた。

震源地付近は、高度成長期に形成されたいわゆる、スプロール市街地。木造の耐震性の低い家屋が密集している。

倒壊しているものもあるかと思ったが、まったく家屋被害は見られなかった。ホッと一安心。

だが、もし南海トラフなら津波が来る。直ぐに地震情報を見てみた。幸いにも直下型の地震だった。津波の心配はなさそうだと判断。

駅前広場で座って、様子を見ることにした。

ぞろぞろと駅舎から人が出てくる。すごい数だ。

珈琲館や、モスバーガーは営業していた。すぐさますごい人。一杯になった。

 

30分経過後、待ってても仕方ないと判断。

家へは約10キロ。歩けない距離ではないと考え、歩くことにした。

約2時間で、家に到着。意外にクタクタになった。

街の様子は、普段と何も変わらず、不自然なくらい日常だった。但し、遠くで救急車両の音が絶え間ない。ヘリコプターもずっと飛んでいた。

 

家に帰ると、1時間に一度くらい余震が来る。遠くからゴロゴロと揺れが来るのがわかる。

んー。おちつかんな。。(T-T)

 

地震のレポートでした。

皆様もお気をつけください。

 

 

ATRカスタム その後

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フェイスプレート側から制振するために、真鍮製の錘をつけたい。

ただし、ワッシャーを使うため、真ん中に不恰好な穴が空いている。

穴より少し大きめのベアリングボールを入れてやることで、デザイン的には面白くなると思う。

フェイスプレートのレジンを剥がしてから、ベアリングボールを浮き上がらないようにするために、フェイスプレートに穴を開けた。

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こんな感じの収まりになった。

まずまずかな。( ̄^ ̄)

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レジンでフェイスプレート全体を覆ってやるとこんな感じ。

これなら、電車の中でも、そんなに恥ずかしくないかな??

 

再度、出音を確認。

うーん。これは、かなりいい。

解像度は、ATRクラスで悪くない。シマった低音もモリモリ出てくる。しかも、空間が異様に広い。

位相がズレて、音像がぼやけている感じは全くないので、これはダイナミックドライバをダブルにした効果だと思う。。

 

ATRはかなり優秀だな。

ATRを使った、更なるタドラを目指してみるか??

( ̄^ ̄)

 

〜追記〜

電車内で聞くと、少しこもった様に感じる。

ジャズなどでは問題ないのだが、音の込み入ったアニソンを聴くと高音域が不足するようだ。

もう少し、チューニングしないとな。

(T-T)

 

 

 

コテコテ音源

久しぶりに、聞いてて笑っちゃうくらいコテコテの真面目なアルバム。

ジャンルは、ジャスフュージョン。ボーカルはなし。

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NANIWA EXP の30th

 

20年くらい前、関西テレビで「夢の乱入者」という番組があった。渡辺香津美がメインとなりながら、ナニワエキスプレスのメンバーも参加していた。毎回、ゲスト達とセッションして、音楽談義を繰り広げる。

あの頃のノリが蘇るな。

 

でもまぁ、カッコいい。

すごくコテコテなのに、ちゃんとカッコいい。

 

ファンク系の超絶テクが聴きたいならこれだな。( ̄^ ̄)

 

 

試聴方法

人様のレビューを見ると、とても上手だとかんじる。

詩的な言葉を使うのは、ナンセンスだと思うが、うまく表現される方は本当にうまい。

だが、私のようなものだと、逆にその言葉の真意がなかなかわからない。

挙げ句の果てに、実際にその機種を聞いた時に、その言葉を思い出して、「あっ、そういうことだったのか」と納得する始末。。

 

なんとか、定性的な評価ができないものかと考えた結果、「比較試聴」が良いと思った。

一般的な機種、メジャーな機種とな比較。イーイヤホン等ではできない比較だと思う。

 

まっ。そんな事を心がけてみよう。

( ̄^ ̄)

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また体調が悪いぞ。

今度は高血圧。。(T-T)

なんてこった。

 

 

試聴レポート Fealty / Fidelity

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ditaのTwins Fealty / Fidelityを聴いてきた。

手元にはdreamカスタム を持って、比較試聴。

 

明らかにdita の音。音の傾向は同じ系統だと感じた。

dreamに比べて、すごく薄味。解像度や押出の強さはdreamには大きく及ばない。普通のイヤホンレベルだと思う。

だが、とても自然で拡がりが美しい。薄味なのは決してマイナスではなく、これはこれで、とても魅力的な鳴り方をする。

シマッた低音に、特に中域と高域の間くらいの音域の空間が綺麗に広がる。

全体として「美しい」そんな形容がぴったりくる。イヤホン特有の閉塞感や、堅苦しさを感じない。そんな一本だった。

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キャンプファイアオーディオのベガとも比べてみたが、同じダイナミックドライバなのだが、全くキャラクターが違うことが面白かった。

ベガは、低音モリモリ。その迫力が楽しい。半年前に聞いた時には「最高」だと感じていた。

しかし、Fealty / Fidelityを聴いた後では、こもって聞こえてしまう。比較して試聴すると、Fealty / Fidelityの方が圧倒的に楽しいと感じる人が多いだろう。

それほど、Fealty / Fidelityは、いい出来だった。

 

 

試聴後、改めてdreamカスタム を聴くと、Fealty / Fidelityより、迫力と深み、力強さが勝っていた。これはこれで大正解。めちゃめちゃ楽しい。

Fealty / Fidelityが、一般的なイヤホンの延長上のキャラだとするなら、dreamはすこし特殊なイヤホンだと感じる。あまり、他に例がないような。。( ̄^ ̄)

 

でも、たまにSONY ex1000 カスタムも聴きたくなる。聞き飽きるってことかな??

 

改めて制振

シェルの中に、ベアリングやワッシャーを入れて制振している。

シェルの中は、レジンで満たすことが多く、それも制振に効果的だと思う。

ただし、その効果のほどはこれまで検証したことがなかった。

だって、シェルの中に錘を入れてレジンで固めてしまうと、錘を入れていない状態との比較など出来ないでしょ?d( ̄  ̄)

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ATR主体のカスタム。写真は作成途中のもの。ATRをメインとしながら、10ミリのダイナミックドライバを追加してている。

ATRのオン導管は思いっきり太くして、空間の広さと高音域を強調し、10ミリダイナミックで低音を補強する事を狙って、音導管は思いっきり細くしている。

出音は、空間は物凄く広いが、低音すこしボワつく。もっとしまって欲しかった。

鉄製のベアリングボールを2つだけ入れていたが、根拠なく制振は足りていると思っていた。

 

低音を締める方法をいくつか考えてみた。

①錘の追加

②10ミリダイナミックの背面空間を狭くするなど、処理の変更。

③ドライバの固定方法の変更。

 

そこで、①から試してみることにした。

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単純にフェイスプレートに真鍮の大きめのワッシャーを貼り付けてみた。デザイン的にも面白い。

出音は、いきなり激変した。低音がキッチリしまった。全体の解像度も上がっている。

d( ̄  ̄)

ベアリングボール2つでは制振が足りていなかったようだ。と言うか、たったコレだけですっごい変わってビックリだ。

やはりイヤホンでも、錘による制振は効果絶大だな。

うまくいったので、対策②③は保留とした。

 

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合わせて、カナル先端部の加工も行った。

ここはデリケートで、ほんのすこし削っただけで高音域の出方がけっこう変わる。

大きい音導管から、横の細い音導管の方向へラッパ状に拡大した。

しまった低音にバランスして、高音域も増やせた。

 

ATRカスタム、かなり良くなった。

もう、IE800と肩を並べるレベルだと思う。

 

ご機嫌ですd( ̄  ̄)

でも、これって1000円しないイヤホンなんだよな。すごいな。

 

とても楽しめたアルバム

cat walkさんが紹介されてた音源を聞いてみた。

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小柳ゆきのAcoustic Concert At Orchard Hall

 

cat walkさんの紹介記事

http://catwalk1101earphone.hatenadiary.jp/entry/2018/05/26/本物のCD音源を紹介しよう

 

小柳ゆきは元々すごく好きだった。最近の音源では、声の伸びが悪くなったように感じてしまうが、昔の楽曲はとても気に入っている。

 

普段、打ち込み音源が主体のアーティストが、ライブなどでアコースティック楽器主体にライブをやると、とても面白い。

各楽器のプレーヤーが打ち込み音源をそれぞれに解釈し直して再度曲を作り直すわけだが、全く違ったノリになったり、全然良くなったり。。その様子がとても好き。このアルバムもそんな作品だった。

 

オープニングの「legend of my love」スタジオ録音ではあまり印象に残っていなかったが、シャープなギターのカッティングに、図太いが中域にピークを持ってきた、ちょいパンクっぽいベース。アグレッシブなキンキンのピアノ。そこに、切ない小柳ゆきのボーカル。たまらん。。。(TT)

音質うんぬんの前に、この演奏はヤバイな。

(パーカッションは、もうすこーしだけ、響く音でガンガンいって欲しかったな。。)

 

プレーヤー目線の感想になってしまったが、録音も良いと感じた。cat walkさんの言われる「凄い」の意味とは違っているかもしれないが、ライブ会場でどうやってこんなに自然で綺麗な音を撮ったんだろう?絶妙にマイクを設置したのかと、感心した。

ライン録音ではなく、マイク主体で録音それにしては音の圧力もしっかりしてる。ノイズもない。ミックスダウンも上手いなと感じた。

↑なーんて。素人なので、少ない経験から適当に書いただけ。ほとんどわかってません。(>_<)

 

FLACで取り込んでdpx 1 で聞いた。

dreamカスタム では、すこし硬くなりすぎたが、ex1000 カスタムにはバッチリだった。かなり深い低音までズリズリと響いき、気持ちいい。一方、空間はスタジオ録音的な印象かな。すごく良いが、どの位凄いのかは多分わかっていないと思う。。cat walkさんのおっしゃる通りかな。d( ̄  ̄)

 

 

なぜか小柳ゆきには、特別な思い入れがある。

歌詞、その曲が発表された時期に「切なさ」を感じているようだ。

そんな訳で、プラシーボがかなり強く働いている可能性もあるとおもう。(>_<)

 

でも、めちゃくちゃ楽しめた。

良いCDでした。