自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

吹奏楽

今日、初めて全国レベルの吹奏楽を生で見た。

素晴らしかった。

沢山の楽器の存在にそれぞれ意味があって、それぞれに協調しながら、全体として音楽になっていく。録音や、マイクを通しては決して分からない「音」に満ちていた。

10分以上ある曲が、全く長いと感じない。。

 

これかぁー。(๑˃̵ᴗ˂̵)

イヤホンやヘッドフォン、スピーカーやアンプ。この感動を伝えられるモノを聴いたことがないぞ。普段、バンドでドラムを叩くが、この音の感覚には出会ったことがない。

大編成の楽団ってすごいなー。

 

吹奏楽、好きになってしまった。

また、生で見たいな。。

レビューサイトの役割

レビューサイトは、多分星の数ほどあるのだろう。だが、本当に優れたものをちゃんと紹介してくれるものは少ないように思う。

自分で関心を持って情報を集めても、どうしても偏ってしまって「新しい視点」にはなかなか触れられない。

私の場合、ふと、音楽というもの自体がどうでもよくなる時がある。気に入った作品が作れた時や、いい音楽に出会えなかった時など、「もう、今のままでいいかっ」って、沈み込んでいく。

そんな時、良質な新たな視点を与えてくれるレビューサイトに触れると、ずいぶん救われる。ワクワクできる。

レビューサイトには、そんなワクワクできるような新しい視点を求めている。

 

 

そこで、下記サイトd( ̄  ̄)

https://catwalk1101earphone.hatenadiary.jp/

【レビュー】Etymotic_Research_ER4-PT_これが世界の音

 

 

ERの存在は以前から知っていた。

なんだかちっこい筐体で、「装着感売り」なんだろうと勝手に思い込んで、試聴すらしていなかった。

だが、上のcat walkさんのサイトを読んで、ワクワクした。こんな感じは久しぶりだな。

私が反応したキーワードは、「ハーモニー」。

それそれ!そこそこ!って感じ。d( ̄  ̄)

 

高音が得意、低音が得意、高解像度、空間が広い等、色んなキャラクターのイヤホンがあるが、それよりも全体の音楽性、音の奏で方が大切なんだろうと感じていた。そうじゃないと聴いていて楽しくない。すぐ飽きてしまう。

 

てな訳で。早速試聴。

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先ずはER4SBから。

なるほどね。第一印象は、とても透明感がある。でも決っしてハイ上がりすぎな訳ではない。一部のハイレゾイヤホンの様に、とんでもなく上まで出てるわけではない。低音もそこそこちゃんと出ている。極低音が出るわけではないが不足するわけでは全くない。

そして、とても柔らかい。中域付近がギスギスしない感じ。音が美しい。

 

続いて、ER4SR

イキナリ、ケーブルが断線していて、片耳が聴こえない。まっ。中古やからな。d( ̄  ̄)

手持ちのソニーキャンバーケーブル、バランス出力で試聴。

あら。ものっすごい違う。4SBは、乗り物の中では低音が不足するかもしれないと感じたが、4SRは十分に低音も出ている。そして、中域付近が更に柔らかく聴きやすい。

すっごいバランスが良いと感じた。バランスが良いと言ってもモニターっぽい感じではなく、落ち着ける感じ。綺麗で柔らかい。

そして、BAドライバぽさを全く感じない(音の粒が不自然に途切れる印象がない)。

「ハーモニー」までは分からなかったが、落ち着いてもっと聴きたい!と強く感じられた。

また直後に、私の最新作である轟カスタムと聴き比べた。轟の方が低音がもりもり出る。高音もかなり上まで出ている。だがその事より、中域が4SRの方が美しかった。中域の美しさで買いだと判断した。

ケーブルが断線していたので、めっちゃ値切ってお買い上げした。

 

 

さてさて。

この子、カスタムする??遮音性がかなり高いのでそのままでもいいように感じるのだが。。

まっ。少し悩んでみよう。d( ̄  ̄)

 

 

 

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月の写真ってなかなかうまく撮れないのだが、久々にうまく撮れたかな?

春の月だな。d( ̄  ̄)

 

 

 

最後に。

cat walk様。いつもありがとうございます。

また、レビュー楽しみにしてます。

(^o^)

 

 

材料としてのイヤホン

〜今回の記事は、約一年前に書いて下書きに入れっぱなしになっていたものです。〜

 

 

ダイナミックドライバ、BAドライバ。やはりイヤホンの音を決めるのは、先ずはドライバの力。ちゃんと作られたドライバはやはりとても良い音がする。

但し、dita dream の音が初めはキツすぎて楽しくなかったように、合わせる筐体デザインによって音はものっすごく変わる。

 

ドライバを作るのは、ほぼ不可能。素人自作なら筐体に力を入れるしかない。とは言っても、せっかく作るのだから良いドライバで組みたい。

タイミングよくジャンク品に出会えると、格安でナイスなドライバが手に入る。だが、なかなかそうもいかない。

 

てな訳で、、材料として優れたイヤホンを整理してみたい。_φ( ̄ー ̄ )

 

jvc小型ドライバイヤホン

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HA-FD7シリーズ。発売も終わったものを含めると結構色々ある。中古価格がめちゃ安い。

500円以下で買えることも多く、なかなか魅力的。私は20個くらい買った。

出音は意外に低音が強い。低音を少なくしないと多ドラには使いにくいかもしれない。

分解難易度はすこし高い。でも小型のニッパーがあればどうにかなる。

ドライバユニットの背面には中心に音抜きの穴がある。フィルターを外すと中域が増えたような。。

小型ドライバはカスタムイヤホンを作るときに自由度が高い。オススメかな。

 

②muixのIX1000

イーイヤホンのランキングではいまだに出てくるモノ。

10ミリドライバを使いたいのならなかなかに使いやすい。分解がとても簡単。

5個くらいは買ったかな。中古価格は千円ちょい超え。

出音は低音が多いが、特に締まっているわけではない。ドライバユニットがプラスチック製で、制振してやると音が締まり出す。

ドライバ背面には、音抜き穴が二箇所。フィルターを外すと、結構低音が出だす。

私は低音用に使った。

 

③UE900

BA4発機。誰もが知る有名機。

いっとき、ジャンク品が多く使いやすかった。メチャクチャ売れてるので、また中古は増えると思う。

分解難易度は中かな。根気よく接着剤を剥がすと綺麗にドライバを取り出せる。

中のドライバが使いやすい。BA多ドラを作りたいならオススメだと思う。

ノーマルでは、意外にそんなに説得力のある音ではない。わたしは、薄味だと感じた。

 

④KZのATR

ドライバが小型で使いやすい。

但し、筐体からドライバを取り出す難易度はウルトラ高い。私は3つは買ったが、1つは壊してしまった。

出音は、高音がきつく感じると思う。だが、カスタム化するなら使いやすいと思う。

新品価格もかなり安い。千円程度。

うまく分解できればかなり良い。

ドライバ背面には、中央に音抜き穴。フィルターは外したことない。

 

〜まとめ〜

ジャンク品を買ってきて何個かバラすと、ばらし方に法則がある事に気づくと思う。その法則に気付ければ、バラすのが怖くなくなる。

 

 

 

他にも材料として良いイヤホンはたくさんあると思うが、私が経験したモノはこんな感じかな。d( ̄  ̄)

 

ご参考になれば。。

 

 

 

 

 

轟カスタム②

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先ずは金属部分をピカピカに。

(๑˃̵ᴗ˂̵)

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今回のシェルはとても厚くしてみた。

写真上のシェルはイヤホン筐体が入るように加工中。

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だいたいこんな感じ。

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轟の筐体そのままだとmmcx端子が邪魔になるので、延長しておいた。

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だいたいこんな感じ。

この後、数ミリ左右の位置合わせを調整した。

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轟の筐体が微妙な色なので、フェイスプレートの色は悩みまくり。。

とりあえず、べっ甲柄にしてみたが、、、

多分また作り直すと思う。

(^o^)

 

 

さて、出音だが、轟の音はかなーりそのまま。

どこまでも伸びていく高音と、重い重い低音。よしよし、狙い通りでかなり気持ち良いぞ。

(^o^)

ただし、レジンで固定したせいか、低音の締まりが良くなっている。まぁ、好ましい方への変化だと思う。また、空間は若干狭くなったような??もう少し広がったと思ったのだが。。

あと、筐体の音抜きの穴は、そのままにしているが、電車の中での遮音性は犠牲になっていない。

 

ditaドリームの時も感じたのだが、轟もチューニング前でもそこそこ、左右のバランスが整っている。。この辺りがよくわからんところだな。

まっ。かなり気持ちよく聴ける。ヘビロテ決定だな。

♪(´ε` )

 

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🌸咲いてるやん!

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昨日は天気の良い夕暮れに出会えた。

だんだんと春に近づいてるな。

(^o^)

 

 

轟カスタム①

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珍しく、ジャンク品じゃない。

筐体デザインはソラの丸い感じの方が好きかな。でもこれはこれで悪くない。

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この穴がスッゴイポイント。

筐体に音抜きの穴が空いているイヤホンは多いが、ここまで小さい穴は滅多にみない。

イヤホンを耳に入れて、この穴を指で塞いでみると、轟の場合、スッゴイ音が変わる。

低音がスッと無くなってなんだが変なバランスになる。

本来なら遮音性を上げるために穴を塞いでしまうことが多いが、今回は塞がないことにする。

 

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失敗作のシェルを切り刻んでみて、装着位置を確かめた。これならうまく治りそうだ。

(๑˃̵ᴗ˂̵)

轟音に限らず、intimeの筐体は、ドライバ全面が卵状に膨らんでいる。

うまく収まるか不安だったが、OKだ。

 

さてと、今夜はシェルを使ってから寝るかな。

♪(´ε` )

 

 

 

 

次期作 いよいよintime

intimeの製品はこれまで何度かカスタム化した。結構苦労したが、結局うまくいかなかった。私が作るより社長の渡部さんが作る音の方が数段いいと感じていた。

ソラ、煌。正解は見えなかった。

そんな時期から約一年半。やっと少し攻略法が見えてきた気がする。

 

今回はいよいよ、「轟」をつかってみる。

http://intime-acoustic.jp/?pid=130664055

↑intimeの製品紹介。

 

これまでのユニットも再利用できるのだが、今回は渡部さんのユニットをできるだけ原型のまま使用して、ほんの少しアレンジを加える程度にしたい。

それほど、作り込みが凄く、中途半端にいじるとバランスを壊してしまう。そんな作り込みをちゃんと勉強するためのケーススタディとしたい。

 

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イーイヤホンで、改めて色々、試聴した。

先ずはfinal E5000。ちとお高いイヤホン。なるほど、とても柔らかく気持ちいい。とても良いと感じた。だが、今の私が求める音とは少し違う。柔らかさの方向がすこーーし違うと感じた。

続いて、intimeのソラライト。

改めて聴くと、別次元の空間のひらけ方に驚いた。見た目もとても良い。お気に入りだ。

 

そして、轟。

ソラとは比べ物にならない広さ。もうそれだけで十分だった。そして、低音が十分に深い。

随分前に、初めて渡部さんに試作機を聞かせてもらった時の感動が蘇った。

 

あまりに自信がなくて、いままで敢えて触らなかったが、やっとその気になってきた。

カスタム化、多分失敗しないとは思うのだが、どーなるかな??

(´ー`)

 

早くカスタムして、渡部さんの音を堪能したいものだ。

 

 

 

お世話になった方に

お世話になった方にイヤホンを配りたいなと思い、ユニバーサルに着手したのだが、なかなか、「俺の音」にたどり着けない。今のままだと、何処にでもあるイヤホン。。

 

ブログには書いてないのだが、試行錯誤は続けているが、ユニバーサルって本当にハードルが高い。(T_T)

 

でも、がんばるぞー。

 

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今日、やっとで難しい仕事が完了できた。

誰の助けも借りず、1人でやりきった、、、今週は本当にハードだったな。

でも、クライアントに次も頼みますと言われて、随分報われた。

たまには、こんなこともないとね。(´ー`)

 

名古屋から岡山に移動して、

自分へのご褒美に、ちょっといいもの食べた。

見た目には地味だが、「味噌カツ」。

倉敷駅前の「梅の木」っていうお店。

柔らかくて、油が軽くってとても美味しくいただきました。

明日からもがんばろっ。

(๑˃̵ᴗ˂̵)