興味本位で、暇つぶし。たまたま突発的に良いイヤホンが手に入っただけ。
ベイヤーダイナミックDTX100。音場が広くて解像度は低くコモる一歩手前だが、低音から高音まで綺麗に出ていた。とっくに絶版だけどとても共感できるものだった。
dpx1にオーグラインケーブル、バランス接続。
音出し10時間くらい経過した。
既に大化け。
まず、音の分離が進んでいる。
空間が広いから、各音が存在できる場所がちゃんとある感じ。音場の広さは、ワンドラでは結構大切なことかもしれない。
心配していた解像度はタドラ機程高くはないが、空間が広くて音が分離しているから細かい音までちゃんと聞こえる。タドラ機の音に慣れているから、細かい音が聞こえないと楽しめないとおもっていたが、意外にいい感じ。
ダイナミック6発との比較。
ダイナミック6発は、元気がいい。音の粒立ちが半端なく、古い音源でもパキッとノリ良く聞かせてくれる。だから、ハードロックなどと合わせるととても攻撃的になれる。
対してダイナミック1発、音の誇張がない。故に優しく落ち着く感じ。でもダイナミック故かな、ちゃんと濃いい感じがする。
RHAは、すごく低域まで出ていたが、この「濃い」という部分が弱い気がした。
今回のイヤホンの欠点は、ピアノの音が乾燥して聞こえる。すこし、安っぽい。でもスネアの音はカラッとしてて気持ちいい。
この辺りは、ドライバのキャラなのかな。
中古ドライバーだから、そんなにエージングは必要ないと思うが、レジンの硬化にしたがって解像度は上がってくると思う。
実はこのワンドラ機は、作りながらすぐ使わなくなることを想定していた。結局、解像度が低くてつまらないんだろうなと。
でも、なんだか満足して使えてる。
ダイナミックは、面白いな。( ̄+ー ̄)