とうとう太陽の滴が手に入りにくくなってきた。
そこで、後継である「星の滴」を使ってみた。
臭いは若干柔らかく、粘度も少し低い。
着色の塩梅は変わらず。濃い目の色も作りやすかった。
ただし、気泡が入りやすい。一度入った気泡が抜けにくい感じかな。大きめの気泡は簡単に抜けるのだが、細かな気泡がやっかい。最後まで抜けなかった。
一方で、ライト照射後の硬化時間は短くなっている。表面のベタつきが早くなくなるので、感覚的には太陽の滴の半分くらいの時間か。
これは大きなメリット。作業が早く進む。
そして、1番の違いが「硬さ」。
切り刻んでみると分かりやすいが、太陽の滴に比べて、硬化後のレジンが粘る。
太陽の滴は、ニッパ等でチカラを加えると、限界以降は弾け飛ぶ感じで、一気に破断した。
一方、星の滴では素材が柔らかく、弾け飛ぶ事は少ない。〜粘り感が全然違う!〜
おそらく、この硬さの差は音に与える影響はかなり大きいと思う。つまり、太陽の滴では音が高くなり、星の滴ではそれに比べて、音が低くなる。解像度感も落ちるだろう。
まぁ、比較視聴した場合に気付くレベルだと思うが、注意して作業したい。これまでの感覚で使うと、ちょっと困りそう。
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あと、硬化による「縮み」は今のところ感じていない。縮みは、かなり心配していたが、そんなに気にならないレベルでとりあえずは安心した。
最後に「黄ばみ」について。
写真は数年前の作品。見事にめっちゃ黄ばんでいる。黄ばみと同じく、表面のベタ付きが発生することもある。
これはまだ分からないが、追って報告したい。黄ばみが少ないのをセールスポイントにしているので、改善されていると信じたい。
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まぁ、とりあえず星の滴に切り替えかな。
ちこっと高いけどね。