写真も何もないのだが、AKのSP1000SSを真面目に、かなり長時間試聴した。
感想を書いておきたい。
イヤホンはdita dreamカスタムとIE800カスタム。
解像度が高く、高音へ向けて音が突き抜ける。ハイハットやシンバルの質感が他ではないくらいリアルで、まるで本物の音の様だった。
低音部は、あっさり。見通しが良いとも言うと思う。粘る様な音圧は感じられないのだが、音圧が少ないのに、ベースラインが明瞭に飛び込んでくるのは新感覚だった。高音部はの優秀さを取り上げられることが多い機種だと思うが、特に中域から低域にかけての表現力が優れていると感じた。空間が綺麗に整理され、楽器の位置や演奏が明瞭に掴み取れた。これはこれで多いにアリ。
但し、このプレーヤーの良さを引き出すには音源もかなり選ぶと感じた。録音の良いジャズやクラッシックなど、楽器の持ち味を楽しむような曲じゃないと楽しめなかった。アニソンやロックなら他のプレーヤーの方が平面的でもノリ良く聴かせてくれる。
qp2r と比較すると、音の品質は確実に1ランク上がる。解像度が近く、空間が平面的に感じてしまう。このプレーヤーに合わせて低音がドカンと出てくるようなイヤホンを作れば楽しめるような期待に支配されてしまった。
だが、低音が粘らない。粘着質にまとわり付いてこない。めちゃすごいんだけど、この点においてqp2r の音を聴きたくなると考えてしまい、購入までに至らなかった。(買いそうになったけどね。)
d( ̄  ̄)
でも、現時点で、大きさや重さ、使い勝手を考慮するとこれに代わるプレーヤーはあるのかな?
まぁ、のんびり選びましょ。
気持ちの良い夕刻。
秋は好きだな。