自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

ex1000 カスタム2

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材料一式。今回も内部配線はオーグラインにしておいた。多分あまり効果はないけどね。

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ex1000 の筐体には音抜きの穴がたくさん空いている。

ドライバーの前面にも盛大に開けられている。

とりあえず、塞がずそのまま使う。

ドライバー前面の穴は低音強化の為に塞ぎたいが、まぁ様子を見ながら考えよう。

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まずまず、綺麗におさまった。

音導管処理は dreamと同様とした。

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とりあえず、蓋をつけて密閉した。

ex1000の泣き所である「遮音性のなさ」はかなり改善していると思う。

絶対、再度バラすと思うのでシェルの中のレジンは最小限とした。

また、今回は錘は無しとした。 dreamカスタムの時に低音が減りすぎたので、とりあえず実験。

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3時間のバーンインを行った。

出音は、ちょっとびっくりするくらい空間が広い。 dreamやIE800カスタムより圧倒的に広い。シェルの中の空間を広くした効果か、ノーマルの筐体の空気抜きの穴のせいか、とにかくオープン型の「ヘッドホン」に負けないくらいの広さがあると思う。

音のバランスもかなり良好。ex1000の特徴である中域の魅力も損なわれていない。ドラムのスネアの音がスパーーーンと決まる。

ただし、16ミリもあるドライバなのに、期待したほどは低音が出てこない。少ないわけではないが、もう少しドスーーンと来て欲しかった。低音の量はアンプを使ってもあまり変わらなかった。

今後のチューニングのキモは低音の増強になると思う。

 

まぁ、べた褒めできるくらいのクオリティになったのだが、直後に dreamカスタムを聴くと、音の生々しさや迫力、臨場感など圧倒的に負けていた。

この差はなんだ?!d( ̄  ̄)

まぁ、チューニングを進めてどこまで迫れるかやってみたい。

 

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新緑の季節、木々の葉っぱがまだ小さい。

春の夕暮れは、穏やかな気分だな。

d( ̄  ̄)

 

ex1000 カスタム1

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そろそろ、ex1000  もゆっくり進めていこう。

筐体を少しこじってみた。驚くほど簡単に壊れる。靭性が少なく、簡単に割れる感じ。樹脂製の筐体より簡単に粉々になる。

結構お手軽に大きさの調整ができた。

 

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ついでなので、磨いてみた。濃い緑色の塗装が所々ハゲていてみすぼらしかったが、金属の地色にするとなかなか綺麗だと思う。

金属の地色は、カスタムシェルに入れると映えると思う。

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いい感じに入れられた。

ブルーのシェルもなかなかいい感じだと思う。

( ̄∀ ̄)

 

さて、明日は組み上げられるかな?

まぁ、急がずにいきましょ。

 

電気の力と低音力

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アンプを買ったので、いろいろ遊んでいる。

そんなパワフルなアンプではないので劇的ではないが、やはり低音が力強くなる。

イヤホンのチューニングでも低音を持ち上げることは出来るが、アンプの場合はそれとは明らかに異質な低音の持ち上がり方をすると思う。

 

チューニングで低音を持ち上げた場合は、若干シマリが悪くなる。低音の量を上げた分だけ薄まる感じ。

アンプで電気を増してやった場合は、シマリが良くなりながら量が増える感じ。

 dreamカスタムでは、そんな印象になる。一方、IE800カスタムでは印象がずいぶん違う。

低音の量は増えるのだが、増えただけでシマリの向上は少ない。dpx 1 に直刺しでちょうどいいと思う。

 

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以前から何度か聞いていたのだが、
Questyle AudioのQP2R。

とても美音だと思う。アンプ部にコストがかかっているようで、とても気に入っている。 特にdreamカスタムで聞いてみたら、なかなか良かった。dapはアンプ力のあるモノが良くなってきたな。

操作性とかイマドキではないから、値下がりしそうな気がする。安くなったら狙ってみるかな。( ̄∀ ̄)

 

しかし、一度アンプの味を知るとどんどん欲しくなりそうで怖いな。

 

 

dreamカスタム その後3

カナル部分に、結構沢山のスポンジを詰めた。

もっと音がコモるかと思ったが、意外に全く問題なく中域付近の押し出しの強さが緩和された。まだもう少しチューニングする必要はあるが、どうにかストライクゾーンに入ってきた。

( ̄∀ ̄)

 

DITA dreamというイヤホンは、超絶解像度ととても広い空間が特徴的だが、中域〜高域の間に山がある。まるでその辺りを強調する事で解像度が高いように感じさせるのが狙いなのかと思うくらい。

だが、スポンジを多目に入れてやる事でとてもいいバランスに変わった。そういえば、ノーマルでもカナル先端部にフィルターが付いていたが、とても目の細かい印象だった。きっとそういう事も含んでドライバーのチューニングがされているんだろう。

 

これまで、スポンジやフィルターには否定的だった。高音域を減らすのは良いが、空間表現力も落ちてしまう場合が多い。音導管の太さと長さで調節する方が自然と思っていた。

だが、結論的にはドライバーしだい。ドライバーのキャラによっては正解の場合も間違いの場合もあるな。d( ̄  ̄)

 

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朝起きて驚いた。

一斉に緑が芽吹いていた。

季節が進んだな。

初ポタアン

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まぁ、安物買いだが、FIIO-Q1MK2を買った。

中古で出てて、1万円くらい。2.5ミリバランス接続対応なのが今っぽい。

出音は、空間感や艶っぽさはあまり感じられないが、押し出しが強くなる。

購入の直接的な動機は、dreamカスタムを繋いだ時に、ちゃんと低音が出たから。

鳴らしにくいイヤホンでも低音を出すためにはアンプをカマスと少し向上させられるようだ。

 

まぁ、大きなアンプは持ち歩かないからね。

このサイズのものなら持ち歩きそうだ。

( ̄∀ ̄)

まぁ満足です。

 

〜追記〜

IE800など、他のイヤホンで聞いてみると、なんだかあまり良くなかった。これならdpx 1 直つなぎの方が良いかな?

このアンプは今のところdreamカスタムとだけ相性が良いようだ。

まぁ、少しパワーを足したい時に使うことにしよう。

というか、iPhoneと使えばいいかな。

( ̄∀ ̄)

 

dreamカスタム その後2

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シェルは綺麗になってきたが、チューニングがイマイチ決まらない。

いい音はしてる、特に空間の広さはものすごい。一般的なヘッドホンになら負けないように感じる。ただし、以下の点で不満がある。

①中域が前に出てきすぎている。

②組んだ直後に感じられた低音の沈み込みが減少した。

 

①への対応策として、先ずは、カナル部分の太さを細くした。中域はすこし治るが、空間の広さや音の瑞々しさが減少したのでやめた。

現在は少量のスポンジを詰めて調整している。スポンジは、オンイヤーイヤホンに被せるスポンジを細かく切って使っている。

材質よりは量が効くように感じる。詰め方でも変化する。

まだ、時間がかかりそうだ。。

 

②への対応策

低音のキャラは組み上げて一週間で劇的に変化した。組み上げた直後と現在との差は、レジンの硬化度合いだと思う。

組み上げた直後から「締まった」かなり良好な低音だった。一週間でその量が単純に減少してしまった。

中域を押さえ込んでやると多少前へ出てくるが、低音に包まれるような感動はない。

シェルに音抜きの穴も開けたが、向上はするものの、満足が行く感じにはならない。

 

仮説だが、dreamは、ノーマルの状態でかなりチューニングが完成しており、制振を増やすとバランスを崩してしまったのかもしれない。

 

シェルに満たすレジンの量を少なくして組み直してみるかな?

レジンをグミタイプにするのも効果が変わって面白いかもしれない。

 

SONY ex1000は、dreamがもう少し進んだら組んでみよう。しばらくお休み。

d( ̄  ̄)

 

SONY EX1000 分解

さてと、新作をつくろう。

先日の書き込み通り、長年の目票であるEX1000でやってみる。

分解方法など、ネットの情報でもどこにも無い。しかし、絶対壊したく無い。

難しいな。。(o_o)

 

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全体を観察している中ですこし、不自然な部品を見つけた。

イヤホンコネクタの下の部分。不自然に盛り上がっている。

ひょっとして、はずれる??

こじってみたら、蓋になっていた。接着剤で止まっている。

なかに、プラスネジが見える。

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プラスネジを外すと、イヤホンコネクタの部分が外れた。d( ̄  ̄)

でも、まだ足りない。

 

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接着剤が大量に見えている。

この部分をこじってみると、配線が確認できた。写真はハンダの部分を引きちぎったところ。

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接着剤を掃除してやるとこうなった。

ここまでくればカスタム化できそうだ。

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入りました!d( ̄  ̄)

これで、進められそうだな。

 

 

でも、分解はたのしい。

構造を想像し、組み立て過程を連想して、分解の手がかりを探っていく。

EX1000はかなり難易度高かったなー。

( ̄∀ ̄)