12号機は、最終機にするつもりで、本気でじっくり組み上げたい。
カナルの作り方、内部配線の仕方、音導管の作り方。だいぶわかってきた。
欲しい音の傾向もわかってきた。
そこで、今までの作品を再レビューするところから始める。
初号機。シェルの形も今とはだいぶ違う。
耳鼻科でとった耳型そのまま。
SONYのxb90を1発で放り込んだ。
この前までは、聞くに堪えない音だと思っていた。解像度が低くつまらないと。
でも、最新のケーブルで聴くと意外にいけた。xb90独特のぶっとい低音が気持ちよかった。
でもこれなら、imeにせずにそのまま聴いていてもよかったかもしれない。
。
分解前の形。mmcxにしていた。
音は好きだったけど、遮音性が足りなかった。
2号機。
BA1発。当時は気に入ってしばらく使ってた。
今聴くと、音域が狭い。低音がすくない。
でも、カナルの先端ギリギリにBAを置く事には成功した。
3〜6号機。
もう、解体してしまった。もう聴けない。
7号機。ハイブリッド。
twfkとフルレンジBAとダイナミックドライバ。
悪くないけど、いまとなっては音数が少ない。
中域のみずみずしさ、ダイナミックドライバーの力量が弱い気がする。高音域もすこしわざとらしい。
iPhoneで聴くとそこそこなんだけどな。dpx1とは、あまり合わない。
ダイナミックドライバーに安物を使いすぎたのかもしれない。12ミリクラスのダイナミックは、ベースラインの下が出る。単発で使うなら8ミリクラスの方が絶対よかった。
8号機 。
ダイナミックの2発。
全然悪くない。解像度があまり高くなく、クリアでもない。物凄い低音マシン。
でも聞いててとても楽しい。音場や音数、クリアーさとは別の部分でのイヤホンの楽しさを教えてくれる。
多分、中のドライバーがとても良かったんだと思う。
磨き途中で放置してたけど、そのうち仕上げよう。
9号機。
このブログを立ち上げた頃につくった。
今聴くと、どうにも高音域が弱い。。
音もこもりぎみ?難しい一品になってしまった。
構成は11号機のちょうど半分。今となってはいろんな面で物足りない。
解像度や透明感を求めるなら、ダイナミックドライバーももっと多ドラ化するべき。
10号機
SONYのBA4発と、ダイナミック。
それまでのイヤホンと次元が違う。
とても解像度が高い。透明感もとてもあり、音場も素敵。何より、低音の質感がものすごくいい。ひょっとしたら、ダイナミックドライバーではなく、SONYのBAのおかげかもしれない。
左右のバランスが悪く四苦八苦したが、最近ようやく実用に耐えてきた。
こいつを聴くと、ex1000や、アルティメイトイヤーズの11Proとか、聞きたくなくなる。
この辺りが終着点にちかいかなーと思ってた。
いまは、メイン機の一つ。(@ ̄ρ ̄@)
ダイナミック4発。11号機。
10号を聴いた直後でも、音の深さに驚く。解像度こそ10号機に負けるけど、それでもなかなか高い。高音域は、弱い。キラキラしない。
でも空間がとても芳醇。一度聴きだすと、外すのが嫌になる。いつまでも聞いていたくなる。
ただ、その芳醇さは、電車の中では失われる。
微妙な騒音でなくなってしまう。
駅のホームや歩いてる時は気持ちいいのだが。。。(@ ̄ρ ̄@)
11号機は、重い。真鍮部品を入れたせいだと思う。使用に問題はない。
今回は4発だったが、6発くらいにしても面白いと思う。AKGあたりの小型ドライバが大量に手に入るとおもしろい。
つづく。(@ ̄ρ ̄@)