いよいよ、イヤホンを再開したい。
今年に入ってから一本も作ってなかったと思うので、色々忘れていることもあると思うが、まぁうまく行ったと思う。
この間は、ほぼDITA dreamだけを使い続けた。理由は忙しかったのもあるが、これを超えられると思えるイヤホンに出会えなかったため。
ゴールデンウイークで時間が取れたこともあり、色々なイヤホンを聴き比べてみた。
その中で、xelentoはイヤーピースで使っていたにもかかわらず、一聴してわかるくらい、いい音が出ていた。
急遽、カスタム化することにした。
写真はとりあえず、カスタムシェル的なモノで使えるようにしたところ。
イヤホン自体がとても優秀なので、ノーマルの筐体には手を加えずカナル部をつけただけ。
以前にもこの仕様で何度か組んだことがあったが、その時は音導管は4ミリ程度にしていたと思う。
今回は、6ミリとした。7ミリも可能だったが、7ミリは高音が強すぎる(高音が増えるわけではない)傾向もあるため、先ずは6ミリで様子を見ることにした。
d( ̄  ̄)
出音は、素晴らしかった。dreamを聴き慣れた耳でも充分に納得できる。
解像度はdreamより若干劣るものの、必要以上に高い。聴こえない音などないように感じてしまう。低音〜高音まで過不足なく好ましいバランス。だだし、若干低音が強め。またdreamに比べて低音の残響音が多めに感じる。だが、この低音がとても気持ちよく「力感」があるなと感じられる。
空間は、dreamに比べて若干狭い。左右は大きくは変わらないが、前後の空間を感じにくい。決して狭いとは感じないが、音の塊が飛び出してくるように感じるためその分前後の空間を感じにくいのだと思う。
この、音が飛び出してくる感覚がdreamとの一番大きな違い。まるでポータブルアンプを介して聴いているような力感とでも言うか、パワー感が心地よい。
あと、音の輪郭がどこか柔らかい。dreamに比べて柔らかいというだけだが、この柔らかさが更に心地よさを増してくれる。
d( ̄  ̄)
と、ここまではベタ褒めだが、とても大きな欠点があった。
カナル部のみ作り足した仕様だと、ノーマル筐体の小ささもありイヤホンの位置が全然決まらない。耳道との間に隙間ができてしまい、低音が抜けまくった。。。
また、低音を少しだけ締めたいと思っても筐体が小さすぎて作業の方法が無い。
更に、ドライバを鼓膜に限界まで近く配置したため、極端に音が近くなりすぎた。ハードな曲を聞くときなどは悪くはないのだが、もう少し落ち着かせたいところ。
仕方ないので、解体した。
今度は、通常サイズのシェルで再作成した。
装着感および遮音性は改善した。
ノーマルのMMCXをそのまま使いたかったのでケーブルの接続方法が怪しかったが、どうにか格好悪くないレベルにはできたと思う。
少し様子を見てからシェルを削り込んで、より馴染むカタチを探したいと思う。
d( ̄  ̄)
出音は、ほんとに気持ち良い。
dreamとの一番の違いは、音の近さ。メインの音が鳴っている時のその後ろの音の聞こえ方にあると思う。
例えば、スネアが鳴る時など、xelentoではボーカル音域の残響音はかき消されて聴こえない。対してdreamの場合はたとえスネアが「スパーン」と鳴る時でもボーカルの息遣いが聴こえる感じ。
このため、dreamでは空間が一定の広がりを維持して継続して空間に酔える。xelentoでは、空間は確かにそこにあると感じられるものの、絶えずその広さが変化する。
dreamが大きめのホールの客席で聞いている感じとするなら、xelentoは大きめのホールでもステージ上の楽器の近くで聴いている感じに近い。派手に音が出ている時はホールの大きさを感じない(感じる必要もないが。)が、音が静かな瞬間に初めてホールの大きさを感じる感じ。
どちらも魅力的なのだが、より前のめりに音を聴きたいときにはxelentoかな。
d( ̄  ̄)
久しぶりにイヤホンを組んだが、とても満足している。
少しチューニングを進めて、より音をグレードアップしたいものだ。
久しぶりに、渓流に行ってみた。
不思議とこの水に触れると、手がすべすべになった。山の上では、まだ桜が咲いていたり、新緑に色々な色がある事を知ったり。。
(๑˃̵ᴗ˂̵)
野外のJAZZフェス。
暑い暑い。本当に5月か?
来年は出る側で参加したくなった。
d( ̄  ̄)
さて、ゴールデンウイークも残り少し。
大切に使わないとな。