アンバランスの音に不満は無かったのだが、qp2r は、きっとバランス接続の方が優れているはず。なので、カルダス君をバランス化することにした。
プラグ付近を切ってみて驚いた。
先ず、配線が5本。ん?一本はなんの意味があるのやら?調べてみるとどこにも繋がっていないようで、電気は流れていなかった。
そう言えばSONYEX1000のケーブルにもこんな感じで使わない配線が入っていたな。アース的な役割なのかな?
この線は使わないこととした。てか、どうつなげば良いかわからなかったので。。
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また、リッツ線はグレーの柔らかいゴムでシールドされていたが、普通は一本は右でもう片方は左と思う。しかしカルダスは、プラスと、マイナスで分けられていた。ノイズが乗っかったり乗っからなかったりするのだろう。また、青い綿でそのプラスとマイナスが接触しないように結構離して束ねてある。この距離のせいでケーブル自体は太くなっている。
だが、綿なのでフカフカと柔らかい。。。
普通に手に入るケーブルとは思想が随分違っている。まるで、ホームオーディオのケーブルのようだ。
こんな細いリッツ線で、ここまでふくよかな低音、広い空間を出せる秘密はきっとこの辺りにあるのだろう。大いに参考になった。
さて、バランス化した訳だが、出音はあまり変わらなかった。
若干低音が締まったような。。。。というくらいの感覚。
ただ、バランス化による出力アップで、使うボリュームの目盛りは少なくなった。
まぁ、高出力を要求するイヤホンもあるので、ちょうど良いと思う。
(^^)
さて、カルダスのイヤホンの方だが、、、
これがなかなか、クセが強い。というか、上と下のレンジが狭い。中域はよく伸びるのだが、他が難しい。
これは、なかなか使いにくいと思う。チューニングをしてもEX100のレベルにはいかないだろう。。
まぁ、気に入ったケーブルが手に入ったので全然構わないのだが。。
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