自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

ソラカスタム リシェル

f:id:domingo55:20171106075655j:image

右耳の粘土に隙間が発生したようで低音のバランスが壊れてしまった。

シェルの色も微妙だったので、作り直す事にした。

f:id:domingo55:20171106075848j:image

配線から全てやり直し。

ソラの筐体の蓋は、すごい肉厚のブラスでできていた。制振の効果が高いと考え、できるだけそのまま使う事にする。

リッツ線は撤去し、いつもの線材に変更する。リッツ線のはんだ付けがきらい。

(T . T)

f:id:domingo55:20171106080138j:image

薄いグリーンにベッコウ柄。そうそう、これがやってみたかった。

出音は、かなり透明感が出てきた。低音もバリバリ。極低域から上までスムーズに出てくる。透明感は、BA10発クラスに負けないレベル。だが、ダイナミックドライバの味もガッツリ残ってて中域〜低域が濃い。これはなかなか良い。レジンの硬化で高音がキツくなりすぎなければ良いが。。。

d( ̄  ̄)

 

 

翌日、電車の中で使ってみたが、惨敗。

遮音性が足りなかった。シェアーのイヤホンレベルの遮音性はあるが、求める遮音性には及ばない。。楽しく聴けない。。

まだまだ改善せなあかんな。(T . T)

 

f:id:domingo55:20171106081058j:image

やすもののエレドラを持ち出してライブのリハ。近くの小学校でやるらしい。

d( ̄  ̄)

 

 

 

18号機 迷走

f:id:domingo55:20171105230738j:image

シェルをいろいろ用意した。薄いブルーとグリーン。

色が薄い方が素敵だとわかった。

d( ̄  ̄)

f:id:domingo55:20171105230902j:image

材料を追加確保。

MUIX IX3000。これまでix1000をよく使っていたが、ジャンクで安かったのでこちらも買ってみた。筐体がネジ式に組み立てるようになっていて精度の高さを感じたが、ドライバ自体は接着剤だらけでかなりバラしにくい部類に入ると思う。

f:id:domingo55:20171105230952j:image

低音10ミリドライバから順次増やしていって左右のバランスを確認した。多ドラのダイナミックだと普通に組むだけだと、まず左右のバランスは崩れるとおもう。

 

しかし、なぜか今回は低音が出てこない。高音が強いのか??

10ミリドライバをやめて6ミリドライバの対抗ユニットを使ってみると若干向上するものの、何かつまらない。

 

高音が強すぎるのか?でもそれほど高音域の透明感もない。中域の奥行きは感じられるが、低音域の奥行きが不足しているような。。。

 

いい音には感じられない。

(T . T)

 

試しに、ソラカスタムを聞いてみると、透明感もバランスも全然よかった。

(T . T)

 

ダイナミックの多ドラはドライバの構成から見直しだな。。。

 

 

intimeソラ カスタム

f:id:domingo55:20171104011214j:image

簡易カスタム化。

一聴して、「わ」と思えた。メチャクチャいい。とても澄んでいるのに、カスタムにするとイキナリ低音もすごく豊かになった。

f:id:domingo55:20171104011312j:image

 急いで、比較視聴。

写真中央が少し前につくった、ベイヤーダイナミックのカスタム。当時はソコソコ気に入っていたが、全然こもってきこえる。しかも解像度も足りない。解体決定だな。

 

右が、次にカスタム化しようと思っていた

サウンドピーツ B10。

これも、こもって聞こえてしまった。

 

最後に、ソニーEX1000やっとで安心して聞ける。というか、、

そこそこ良い勝負してるぞ。

ソニーの方が中域が太い。但し、いい音というくくりでいくと、ソラも負けていない。

 

f:id:domingo55:20171104012112j:image

カスタム化の為に解体。

接着剤でとまっているだけだったので、こじれば外れた。ドライバ背面に抵抗が見える。

d( ̄  ̄)外してみるか?

f:id:domingo55:20171104012254j:image

カナル先端部分を破壊。

真鍮製だから、固い固い。

f:id:domingo55:20171104012345j:image

シェルに収める為に、結構壊した。

f:id:domingo55:20171104012416j:image

今回はとりあえず、この状態で使用する。

少し聞き込んで、エージングがすんだらまた作り直そう。

f:id:domingo55:20171104012515j:image

ソラは、結構澄んだ音がする。レジンでガチガチにしてしまっては、高音がキツくなる可能性が高いと思い、今回はこいつで固定することにした。

f:id:domingo55:20171104012632j:image

まぁ、こんな感じ。

やっぱりいい音がしている。

(^。^)

f:id:domingo55:20171104012709j:image

取り敢えず、ふたして使えるやうにした。

さてさて。どんな風に変わっていくかな?

d( ̄  ̄)

 

 

 

 

intime そら

材料を探すためにeイヤにいった。

何個か最新モデルを視聴。

 

final E3000
綺麗に出ているが、ドラムロールなどの高音部分がすこし広がってしまう。
楽しさに欠ける。

EARNiNE EN120
おっ。と思うような、中域の美しさ。
でも、上と下が足りないな。
BA1発にしては優秀だとは思う。

 

SATOLEX Tubomi
バランスが良くてやわらかい。
上記二台のバランスが悪く聞こえる。
だが、音場の広さがもう一声ほしい。

 

そして、JHとか、高級機を聴きまくって、ツボミの方向性が正解なんだなと思いつつ。。
ふと、ソラを聞いてしまった。
クリアで音場が広い。解像度も問題ない。何より、ずっと聞いていたくなるような安心感があった。

 

f:id:domingo55:20171103174615j:image

変な部分が誇張されることもなく、低音も締まっている。しかも、空間の広さが気持ちいい。

充分に楽しいと感じる事が出来た。

こいつに比べると、ダイナミック一発の16号機がユルユルな音に感じてしまった。

とにかく、ダイナミック一発としてはなかなか秀逸だ。筐体の重い感じもいい感じ。「材料として」は是非ほしい。

 

視聴にはDPX1をつかった。試しにiPhoneでも聞いてみたが、高音〜中域が暴れまくって変なバランスだった。DAPで大違いな事を再確認。。

 

さて、久しぶりに、新品を買ったわけだが、上手にカスタム化できるかな?

かなり難易度は高そうだが

d( ̄  ̄)

 

f:id:domingo55:20171103180950j:image

皮のトート作りたくなってきた。

こんなん、つくれるかな??

先ずは革を探しに行かないとな。

 

次期作

低音が気持ちいい時、低音は控えめだが、中高音が気持ちいい時。

音場が広いのが気持ちいい時と、音場はそこそこがだ勢いがある音が楽しい時。

私の場合は交互に訪れる。その度にイヤホンを変えて楽しめるのが理想。

でも、一定の解像度は欲しいと思う。

 

ZS5ダブル機がダメになったので、次期作は音場の広さと高音域の気持ち良さ。そして、タイトな低音を目指したい。

f:id:domingo55:20171101224836j:image

 材料を揃えてみた。

JHオーディオ アンジーから取り出した、TWFKのダブル。4ドライバの高音ユニット。

5ミリのダイナミックドライバを4発。

低音ユニットは、10ミリを2発。

 

シェルには、入るかどうかのギリギリのライン。何度もバラすことになると思うが、音導管の太さと長さに拘ってつくってみたい。

ダイナミック6発の15号機に似た構成だが、今日、15号機を聞き直してみて音の深さと低音の豊かさに感心した。やはり、多ドラには物凄い魅力があると思う。

f:id:domingo55:20171101225105j:image

15号機の良さを再確認したついでに、最終磨きがまだだったので、磨き上げた。

磨きには、コンパウンドをつけていないパフを使ってみた。意外に綺麗になって満足だ。

シェルにはスカルのシールを埋め込んだ。

次期作は15号機を進歩させられるといいのだが。

d( ̄  ̄)

f:id:domingo55:20171101225259j:image

 気づくと秋が深まってきた。

天気がとても良くて、とても気持ちのいい一日だった。

 

 

ZS5ダブル機 断念

壊してしまったドライバをよく観察してみた。

f:id:domingo55:20171101191630j:image

ドライバ側面の青い接着剤を外した時に、ドライバの背面から前面に伸びる細い配線を切ってしまったようだ。

修復できない事もないかも知れないが、そこまでこだわるドライバでも無いと判断した。

代わりになるドライバは沢山ある。

5ミリドライバ、10ミリドライバ。在庫は豊富。だが、よく考えてみると、ZS5のドライバを使わずに他のドライバを使うのって、これまで取り組んで来たダイナミックドライバのタドラ機と何も変わらない。

(T . T)

 

という訳で、ZS5のダブル機の取組は自然とダイナミックタドラ機の取組と「合流」することになった。(T . T)

でも、安くTWFK的なBAが手に入る事が分かったので、収穫があったな。

( ´ ▽ ` )ノ

ZS5ダブル機

いよいよ作成に着手する。

ZS5のドライバは、赤やら青となっていてなかなか派手だ。

悩んだ末に、シェルはパープルにすることにした。

f:id:domingo55:20171029231632j:image

これで着色。

f:id:domingo55:20171029231705j:image

2滴垂らして、着色。一見濃いそうだったが、完成してみるといい塩梅の色目になった。

f:id:domingo55:20171029231826j:image

ZS5の分解。

先端から崩す。

f:id:domingo55:20171029231908j:image

先端の黒い部分は簡単に外れた。

但し、BA背面のハンダは取れてしまった。

BAのハンダスペースは無事。

f:id:domingo55:20171029232026j:image

BAは、軽く接着剤で止まっているだけ。簡単に抽出できた。

f:id:domingo55:20171029232115j:image

先日の改造プランの確認。

いい感じに大きい方のダイナミックドライバの前面にドリルの刃が到達している。

f:id:domingo55:20171029232221j:image

もう少し解体して確認。

ドリルの穴は5ミリ程度進めるだけで良かったようだ。

f:id:domingo55:20171029232313j:image

ドリルの穴と、デフォルトの音導管の比較。

ペンの先に僅かに穴が空いているのが、デフォルトの音導管。横の丸い穴がドリルで開けた穴。

そりゃ、音の出方は大きく変わるだろう。

f:id:domingo55:20171029232456j:image

順序は違うが、解体の最後に音導管の状態を確認してみた。めちゃめちゃに接着剤で塞がれていた。前の仕様でBAを入れていたスペースに接着剤が流し込んであり、そのため、小さい方のダイナミックドライバの音導管まで塞いでいた。

f:id:domingo55:20171029232658j:image

この個体は接着剤がものすごく、ここまで解体しても大きいドライバが外れない。しかもめちゃくちゃ固い。

f:id:domingo55:20171029232752j:image

外れたが、、、、

壊してしまったようだ。音が出なくなった。

(T . T)(T . T)(T . T)

 

ふて寝決定だ。

 

f:id:domingo55:20171029232857j:image

泣きそうな気持ちを奮いたたせ、もう片方の解体に着手。

コッチはめちゃ接着剤が少ない。サクサクと解体できた。ドライバも壊さずに済んだ。

( ´ ▽ ` )ノ

f:id:domingo55:20171029232953j:image 

小型ドライバの音導管確認。

案の定、接着剤で塞がっている。

わざとか??

 

片耳のドライバを破壊してしまったので、大きくプランの修正が必要となった。

さて。。。まっ、取り敢えず、寝るか。