今の所有機の高音質2機種
左。BA主体11発。BAは多くの人が作ってるし、メーカー品も多いので今考えると簡単に作れた。あんまり考えなしで作っても、そこそこいい音が出せると思う。
BAなら10発クラスにすると5発クラスからイキナリ感動するくらい音が良くなる。でもこれ以上ドライバ数をあげても変化は少ないように感じて、20発クラスまで作るのはやめた。
ダイナミックドライバで低音を強化したが、それでもキラキラサウンド。ただ、線が細いと感じてしまう。音源によってはどハマりする。
右。ダイナミック一発IE800をカスタム化したもの。ドライバが小さかったので、簡単に完成させる事ができた。ダイナミックドライバはとにかく大きいので、ちゃんと考えてマウントしないとすぐ音が変になる。その意味では、ドライバの小ささに助けられたと思う。
空間が広い。BA機も広いが、さらに広い。高解像度で、ベストに近いバランスで聞かせてくれる。フェイスプレートと内部の作り込みも、現時点ではベストかな。( ̄▽ ̄)
続いて、低音機2つ。
右。B30カスタム。ダイナミック一発。初めてシェル中に大量の錘を入れてみたモノ。低音が多く、新幹線の中などでとても楽しく聞ける。解像度、空間の広さも申し分なし。ただ、IE800カスタムと比べると、繊細さが微妙に少ないと思う。だが、10万円ごえのイヤホンと比べたらの話。中華イヤホンでも良いものはすごく良いことを思い知らされた。
音作りではカナル先端部の作り込みを色々試した。現在は、先端部をラッパ状に拡大して高音を強化している。
左。ダイナミック6発プラスBA2発機。とにかく苦労した。なんども作り直したり材料を調達したり。当初ダイナミック6発で運用していたが、半年後にTWFKを追加した。
ゼンハイザーの12ミリドライバまで使ったので低音が物凄い。ドスーーーンと沈み込む。だが、他の音に被らない。この辺りが多ドラのメリットなのかと思う。中域の透明感と解像度もとても高い。が、、高音がとにかく弱かった。いろいろ試したが、結局、TWFKの力に頼ってしまった。
2度と作りたくないと思うほど手間がかかったし、左右のバランスを取るのがとても難しかったが、ダイナミックドライバでBA10発に負けない高解像度を目指してみたかった。
反省点は、制振があまりできていない事。レジンで満たしたのでそこそこの制振はできているが、IE800カスタムに比べるとシマリが悪い。
まぁ、ドライバを8個も入れると錘を入れるスペースなど全くないんだけど。。
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だが、今聞き直しても、なにか違和感を感じるものの、とても面白い音だと感じる。なにか、中毒性のある音。この子を発展させた機種を作りたくなった。次期作はこの方向性だな。
左。ZS5のカスタム機。元気の良い音が出ていて、当初はなかなかのお気に入りだった。当然、ノーマルとはかけ離れた音。
しかし、ドンドン低音が少なくなっていき、現在はつまらない感じ。また作り直したい。
右。KZ ATRのカスタム。
高域〜中域にかけては申し分なし。かなり良質な音を聞かせてくれると思う。但し、現在のシェルでは低音が弱い。低音の良質なドライバと組み合わせてみるととても楽しいと思う。
だが、チューニングを進めていくと、IE800カスタム的な音になっていく。それはそれで良いのだが、ワザワザ苦労して作る意味を見失ってしまった。本来、とても良い事なんだけどね。
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intimeカスタム2つ
左。ソラを完全解体して組み直したもの。聞こえないレベルの高音が強くなりすぎて、心が折れてしまった。低音のドライバは soundピースのB10をつかったが、なかなか締まった良質な音が鳴っている。磨きかけて放置しているが、そろそろ再稼働したいな。
右。現在のメイン機。煌をカスタムしたもの。
現在、音が変化中で、まだ到達点が見えていない。
以上が、現在使う気になるイヤホン達。この他にもいろいろ残っているが、性能は低いかな。
透き通った、いわゆる「良い音」はBA多ドラ機とIE800カスタムで手に入ったと思う。
次には聞いて楽しめる音。煌カスタムとB30カスタムが該当する。
これで、本来ならそこそこ満足するハズなのだが、まだ、ダイナミック多ドラ機に対する興味が強く残っている。音場感というか、独特の味が中毒性を持つように感じる。
やはり、次期作はダイナミックの多ドラだな。
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次はドライバ構成を考えよう。