自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

beyerdynamic xelento カスタム①

以前、兄弟機であるAKのT8IEに取り組んだ事がある。

 

http://domingo55.hatenablog.com/entry/2018/06/28/075735

 

ジャンク品を購入して治そうと試みたわけだが、ボイスコイルがおかしいという結論に至り挫折していた。

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分解時の注意点は上の分解図には記載されていない部品が何個か存在している事。

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先ずはMMCXコネクタからドライバまでが、配線ではなく、配線シートになっている。

筐体の殻割の際、注意しないとドライバの配線を切りやすい。多分、知らずに分解するとヒヤツとするはず。

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次に。。。

上の写真はT8IEを分解した時のもの。ドライバ前面に、音響部品が入っている。とても重要な示唆に富む部品なのだが、存在自体が示されていない。過去に記事にしている。

http://domingo55.hatenablog.com/entry/2019/06/09/001728

また、筐体が物凄く柔らかい。ニッパーで砕いた時にその柔らかさにかなり驚いた。

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さて、こんなイヤホンなわけだが、どうやって使うかが大いに悩ましい。

先ずは、耳からポロポロ落ちる。私がイヤーピースに慣れていない、イヤピースの知識がない事も大きな理由だが、外で気持ちよく使える気がしない。

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先ずは、宣材でよく使われている写真。とても格好良く装着してあるが、これは浅すぎ。もっと深く挿入しないと密着は得られていないと思う。

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最低でもこのくらいは押し込む必要がある。

まぁ、それ自体は問題とはならないが、気をつけたいのがケーブルの取り回し。写真矢印の部分で耳と頭に密着するのではなく、結構隙間が空く。

まぁ、ここは水分に弱い部分でもあるので汗対策にはなり得るが、見た目注意したい。

 

 

そんなこんなを考えながら。。

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カスタムシェルを用意した。

さてと、どうするかな。d( ̄  ̄)