自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

さて。始動

記事の更新が滞ってしまった。

2月に父親が入院、介護関係の段取りやらなんやらでてんやわんや。

3月から4月にかけては、年度末のドタバタ。

全く作業してなかったわけではないが、まぁサボってしまっていた。

3ヶ月分の備忘録を。

 

◯イヤホン

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ditaのdreamにHDSSを入れた後も細かな変更を続けている。

HDSS自体は、音を整流するような効果が感じられるが、その効果はそんなに大きくないと思う。HDSSよりもカナル先端部を整える方が断然効果が大きい。

とはいうものの変化の方向性が違うので、今後、HDSSの設置場所を変更したりして研究してみたい。

 

一番大きな作業は、前述のカナル先端部の形状変更。

耳への密着度が変わると、遮音性が変わるのは当然として、低音の沈み込み驚くほど変わる。

数年前はとにかくカナル部の太さを太くして対応していたが、どうしても耳が痒くなってしまう。そこで、適切な形を目指して整形を繰り返している。

 

耳道には、圧力をかけても痛くならない箇所や、力を加えると違和感が出てしまう箇所があり、それを探りながら作業する。

圧力をかけても痛くならない箇所は少しレジンを多めに盛る。痛くなる部分はレジンを薄くし、代わりに長さを少し長めにしてやる感じ。

耳へ挿入した時に、なんとなく違和感を感じる部分が、圧力をかけては行けない箇所。イヤホンを手でぐりぐりしてみて、隙間を感じる部分が、太くしても良い部分になる。

 

ヤスリで削って、レジンを盛って、コーティングして。とうい行程を際限なく繰り返すのだが、効果が物凄いので嫌にならない。

うまくすれば、左右のバランスを整えられるので、ピントが合ったように鮮明に聞こえ出す。空間も圧倒的に拡がり、遮音性も増す。

メーカーのカスタムイヤホンでもコレをやると、めちゃくちゃ変わると思うが、ドライバーの数は少ない方が良いと思う。多ドラはやはり、ピントがボヤけてしまうと感じる。

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◯気になるイヤホン

dream主体に作業していると、なかなか欲しいイヤホンに出会えない。IE900とPERPETUAは欲しいけど、値段がね。。。

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そんな中、気になるのが、intimeのキラシリーズの更新版(mark2)だな。

渡部社長の最近の傾向と、進化を感じたいという個人的な関心に加え、やはりこのシリーズはチューニングの幅が大きく、かなり色んな事ができるよに設計されている。信じられないほど低い所から聴かせてくれたり、すごい上まで響いてくれたり。。

近々聴いてみたい。HDSSも使われてるしね。

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大阪では桜が散ってしまったが、関西でも高所に行くとまだ満開。

良い季節だ。