色々試してみた。
結論から言うと、ラグを止めるボルトで、めちゃくちゃ変わる。
①鉄のワッシャー。
写真上の銀色のもの。厚さ2ミリ程度、大きめ、重め。
音量が大きく、ストレート。
胴はめちゃくちゃ響く。指で軽く弾いただけで、「カーーーン」と長く大きく鳴る。
これはこれで一つの正解だと思うが、まるで金属シェルのようにメイプル特有の柔らかさが無くなってしまった。
リムショットも金属っぽい。
金属シェルのスネアは別に持っているので、この音は求めていない感じかな。
②ゴムワッシャー
写真下の黒色のもの。
1ミリ程度のゴムシートを切って作成した。
上の金属ワッシャーと交換して使用。
結果、驚くほどめちゃくちゃかわった。
音量は大差無いのだが、メイプルのふくよかさがだいぶ出てきた。
また、スナッピーの反応が段違いに良くなった。めちゃ気持ちいい。
リムショットも若干丸くなった。
d( ̄  ̄)
◯考察
スネアの表面を打面を叩くと、振動はシェルを伝って裏面に届く。
ラグの固定が緩いと、リムショットをせずに打面を叩いた場合、振動はラグやリムには大きくは伝わらず、シェルの音色が支配的になる。
振動の到達スピードも上がり、スナッピーの反応性も良くなる。
一方、ラグを強固に固定すると、リムショットをしなくても、振動はラグやリムに伝わり、ラグやリムの金属としての音色の影響を受ける。
一体として振動するため、胴鳴りもおおきくなる反面、スナッピーへの振動伝達は大雑把になる。
◯次の対応
ラグとシェルの固定を緩やかなものにして、より分離して鳴らしてみたい。
①ボルト頭の小型化
これは、比較的簡単。ちっこいボルトを買えばいい。
②より柔らかい材質のワッシャーの作成
現在は、ゴムの厚みを増すか、異素材を入れるか。
紙とか、革とかかな。
試してみよ。
③ゆるゆるにする
締め付けトルクを緩くする。
ロックタイトとか、緩み止め薬剤が必要になるかな。
でも、効果は大きそう。
d( ̄  ̄)
スネアなどの楽器も、イヤホンに似ていると思う。
音を想像して、どうしてその音になるか考える。
色々試すとわかってくると思う。
なかなか楽しいな。
最近は九州ばかり。
ところで、ここは何屋さんだ??
(๑˃̵ᴗ˂̵)