自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

イヤホンの「味」

まだZS5が届かない。遅いな。次期作が作れないぢゃないか!(@ ̄ρ ̄@)

 

ここ最近は、ZS5の改造機とSoundPEATS B30の改造機を交互に使って楽しめてる。

体調や移動手段で使い分けるのはとても楽しい。

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ZS5の改造機は、当初より低音が落ち着いてきた。もう少し、レジンを追加してダイナミックユニットをガチガチに固定しても良いが、スッキリした感じは悪く無いと思っている。但し、中域の「味」が乏しいと感じ出した。

車やバイクの世界では、ハンドリングやエンジンフィーリングの「味」の有無が評価される事がある。BMWのハンドリングや、ハーレーやグッチのエンジンの鼓動感など。評価基準を数値化しにくいもので、意図して演出できるものでは無いかもしれないけど、確かにそこに存在していて、不用意にその味を知ってしまうと、強烈に惹かれてしまう。

SONYのex1000の中域には確かに味があると思う。他のイヤホンでは出会ったことの無い、明瞭さと言える「味」があると思っている。

ZS5改造機はこれまでの私のイヤホンには無い「パンチ力」があるが、あと一歩テイストは少ないかもしれない。

 

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 SoundPEATS B30改造機。

所詮9ミリのワンドラ。多ドラを求めていた1年前なら作らなかったはず。

しかし、この子が物凄く育ってきた。レジンの硬化とエージングかな?聞くのが意外なほど楽しい。

解像度が上がってきている。多ドラ機と比較しても直接聴き比べない限り、不足は感じない。そして、音の雑味が取れて透明感が増してきた。低音もたっぷりあるのに、全く暴れない。卓上スピーカーのマウント部に金属部品を追加して重量を増す改造をした時の感じに似ていると思う。シェルの中に真鍮パーツを詰め込んだのがよかったと思っている。

そして「味」。結論から言うと綺麗に聞こえてはいるのだが、ex1000的な味には及ばない。

とても気持ちよく楽しませてくれるが、ずっと聞いていたくなるほど、夢中になる感じは弱い。

 

これまで、イヤホン自作では多ドラを進めて、高解像度や、広い空間などを求めてきた。それらはある程度は達成できたと思う。だが、それだけだと聞き慣れてしまう。

そこで、「味」の話になってくると感じ出した。味わい深いユニットを探してうまく組み込めれば達成できるのかな?

木製や真鍮のハウジングかな?ケーブルの素材か?

まだまだ、研究していく価値はありそうだ。

 

取り敢えず、優秀なユニットを探すところも進めたいな。これって、値段では無いから難しいけどね。

(@ ̄ρ ̄@)

 

 

 

そろそろ、新しい音楽を

随分と、音楽シーンが停滞しているように感じてしまう。

「20年前に20年前の音楽を聴いたときは、古臭くて聞いてられなかった。でも今は、20年前の音楽も普通の音楽として聴けてしまう。」何年か前にどこかのアーティストがラジオでこう言ってた。

全く同感。20年くらい前から、音楽に新鮮さが感じにくくなった。ヒットチャートに出てくる音楽は日本、海外どちらも聞く気にならない。いつか何処かで聞いたことのある音楽にしか聞こえない。

そんな事を言ってもジャズとかには、まだまだ聴いたことのない音楽が沢山ねむってるけど。

でも、そろそろ、ブレイクスルーを起こしてくれる人が必要だと感じている。

 

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ジャイコブ コリアーのインマイルーム。

一曲目に衝撃を受けた。すごく新鮮。誰の真似でもない、でも、壮絶にカッコいい。

この人のような、新しいアーティストが沢山出てきてくれたら良いのに。

(@ ̄ρ ̄@)

 

 

私の音楽への好みはかなり偏っている。

人の共感は得られるか分からないけどね。

 

少し休憩 その2

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こんなパーツで、カード入れを作った。

そう、クリアファイルを切って貼り合わせたもの。薄さ狙いです。

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それが、こうなった。

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こだわりだすと、きりがない。

小銭入れの中に、鍵入れを付けた。

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そろえて、切り落としたところ。

少し歪んでしまった。

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今週の到達点。

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こだわりまくった、ポケットがたくさん。

(=^x^=)

あとは、縫い合わせるだけだな。

 

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エアプランツから、根が!!!!

どーいうことだ?!

(@ ̄ρ ̄@)

 

 

 

次期作 決定

ZS5を再購入した。よりにもよって、2機買っちまった。

仕方ないやん。好きなんだから。

 

てなわけで、次期作はZS5のニコイチ、8ドライバを作ります。

(@ ̄ρ ̄@)

 

芸ないな。と笑われるかな。。

到着は2週間後。どんな音になるかは、乞うご期待です。

欲しい音について。

欲しい音について、すこし考えがまとまってきた。

次期作は最高を目指したい。

 

①透明度

見通し。数十万するイヤホンたちは見通しがとてもいいと思う。透明感とも言えると思う。

②音場

やはり、私は広大な音場が好き。広ければ広いほどいいような気がしている。

③エッヂ

解像度にも近いが、音のフォーカス感が強い方が好き。

解像度は、BA10発クラスを目指そう。

④低域

締まりまくった低音。

でも、量は多め。しっかり制振しながら、すこし力を抜いてやると実現できると思う。

 

大きくはこんな方針。

たぶん、ZS5改造機をより発展させた感じが近いと思う。

どうすれば実現させられるか、今から考えないといけないが、、、(@ ̄ρ ̄@)

まっ。気楽に行くかな。

 

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宮崎のランチ。

ボリュームすっごい。でも、鶏南蛮も、エビフライもハンバーグも美味しかった。

並んだ甲斐があったな。

( ´ ▽ ` )ノ

少し休憩。

イヤホンは、メインの4台で大体の希望が叶っている。

特に最近は、ZS5改造機の締まりまくった低音が気持ちいい。( ´ ▽ ` )ノ

そんなこんなで、次期作のイメージがうまくまとまらない。すこし、聴き込む時間も必要かな?

 

てなわけで、

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財布作成です。荒く切り出した状態。

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裏面に色々設計して、

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切り出したり、合わせたり。

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裏面の処理したり。。

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切ったり縫い合わせたり。

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今日はここまでかな。

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ヘリ落とし。切れ味が悪くなっていたので、2,000番のペーパーで刃先を研いでみた。

切れ味が抜群に良くなった。

( ´ ▽ ` )ノ満足。

革細工はサクサク進んで楽しいけど、デザインを考えるまでに膨大な時間がかかる。売ってるものと同じだとつまんないしね。

 

 

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 気付くと日暮れが早くなってて、夕焼けを見逃してしまった。

でも、月が綺麗だな。

(=^x^=)

 

ドライバ構成と音質

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今の主力機たち。

左から、

緑のやつが、ダイナミック1発 16号機。

木目が最新作のzs5改の17号機。

紫と青の、BA11発プラスダイナミック1発の11号機。

1番右がダイナミック6発の14号機。

もう、「何々号機」と言うのがわからなくなってきた。作っては解体を繰り返してるからな。

(@ ̄ρ ̄@)

 

○ダイナミック1発機

8ミリドライバなのに凄く低音の量が多い。音が全体に柔らかく、ジャズやバラードにバッチリハマる感じ。

解像度以外の魅力を探したいので、まだこの路線は続けていきたい。SONYのEX1000の中域を超えられたら完成かな。

ダイナミック1発は、とにかくドライバの性能で出音が決まると言える。解像度やエッジの立ち方、空間など、ドライバによってものすごく変わる。

完璧なドライバがあれば、後述する多ドラ機を超えられると思う。

 

○zs5機

今の1番のお気に入り。空間が広いのに、エッジの立ち方が半端ない。

解像度そのものはBA10発クラスには負けるが、その分、ギンギンに立てたエッジでエネルギッシュに攻め立てる。そんな印象。

4発クラスでも、ダイナミックドライバを加えてやると音の細さは補える。BA4発のue11などと比べると、音が基本的に豊かな事に気づく。4発クラスでは、ダイナミックを加えるのが正解かと思う。

元気な音を得たいなら4発クラスの構成はアプローチしやすいのかもしれない。

また、単発〜3発に比べてやはり多ドラになれば余裕が増えていく。込み入った曲でも破綻しない。

 

○BA10発プラスダイナミック機

zs5と比べると一音一音が深い。空間も広く見通しも良い。ダイナミックドライバで低音を補完できるので調整次第ではど迫力にもなる。

BAが10発にもなるとさすがに、解像度は限界近くまで上がると思う。20発クラスのtiaと比較してもそんなに大差は感じなかった。

分析的に聞くには最も適していて、また音も自然なんだと思う。

ただし、迫力という面では、4ドラクラスかな?と今は思っている。

 

○ダイナミック6発

今となっては、とても不思議な音だと思う。

ウルトラウォームなのに、解像度が高い。エッジの立ちは強くないのに、解像度が高い。

ダイナミックの多ドラ化はすこし難しい。どうしてもカナルの先端にドライバを配置出来なくなるから、高音が不足しがち。

ただ、BAとは全然違う魅力が出てくる。解像度が高いのに、柔らかい。そして深い。

 

うーん。

悩みどころは多いが。

そろそろ、ダイナミックの超多ドラ機を再始動しないとな。

(@ ̄ρ ̄@)