自作備忘録(カスタム IEM 自作)

イヤホン カスタム iem 自作

カーステ(ツイーターの交換)

f:id:domingo55:20220725163315j:image

ノーマルのツイーターは、解像度が低く、イコライザーで量を増やしても上方向や奥へ空間が展開しない。また、音に包まれるような感覚が得られず、つまらないと感じたので付け替えることにした。

だだ、一般的なツイーターだと高音が強くなりすぎる可能性もあるため工夫が必要。

音量を調整するのは、抵抗等のネットワークを使う手法が多いが私は無しで行きたい。イヤホンと同じく、ツイータの角度や筐体の制振、音の出口の太さ等の加工でどうにかしてみたい。

 

f:id:domingo55:20220725163523j:image

追加するツイーターは、アルパインのものをフリマアプリでお安く入手した。

表面がぼろぼろだったので、色を入れたり、磨いたり。スピーカー部は周辺にレジンを盛って強度を上げている。

 

試しに室内でノーマルと聴き比べた。

ノーマルとは驚くほど音が違っていた。解像度が上がりパキッと聴かせる一方で、高音のシャカシャカ感がない(刺さらない)。中域もノーマルより多い。そして、音量も大きく違った。ノーマルは音が小さい。

マグネットや振動板も大きく、見た目も悪くない。

 

f:id:domingo55:20220725163916j:image

すぐノーマルに戻せることに拘りたかったので、カプラはノーマルのものを使用した。

ノーマルのツイーターは予備で買っていたので、配線を切断して音が出ないようにした上で、新しい配線をはんだ付けした。

ノーマルのツイーターは、振動板の部分にも接着剤がはみ出しており、かなり雑な印象。お安いイヤホンをばらした感じに似てる。

 

f:id:domingo55:20220725164144j:image

こんな感じの部品に仕立てた。

こうすると、工具なしでポン付けできる。

フロントガラスの前の方なので、簡単に付けれることにこだわった。

f:id:domingo55:20220725164406j:image

軽く置いてみた。

配線を隠して、両面テープで固定したら完成。

 

f:id:domingo55:20220725164448j:image

こんな感じ。

暑さを避けるために夕方作業したから、すっかり暗い。

 

さて、出音。

解像度が大幅に改善された。心配していた高音過多な状態にもならず、そんなにバランスは悪くない。少し高音が多めかな?くらいの感じ。

ドアの制振の効果と合わせ、細かい音が感じられるようになったので満足度はかなり上がった。

空間表現も改善されたものの微妙。確かに空間は展開するのだが、整理されておらず、なにか違和感があるというか混乱を感じる。

楽器がバシッとひとつにならず、混在している分、空間が食われている感覚かな。

 

だが、打ち込み系のダンスミュージックをノリよく聴くのは問題ない。また、空間展開の楽しみを捨てるなら生バンドのJAZZがちゃんと聴けるようになった。走行中の騒音を考慮するとこの辺りが落とし所かもしれない。

使いながら、聴きながら、角度や制振をいじって楽しんでみたい。

d( ̄  ̄)

 

さて。

カーステには、あまり力を入れないようにしたい。

騒音の中で聴くので、そもそもかなり不利だし、本気で聴きたければイヤホンを使えば遮音性も最強になる。

あまりお金をかけずに、効果の高い部分をチマチマと触る感じかな。

d( ̄  ̄)

 

f:id:domingo55:20220727075259j:image

忙しくて余裕がなかったが、久しぶりに夕焼けを見た気がする。

すっかり夏なんだ。。