コロナ禍なので、ソーシャルディスタンスを保ちつつ、さらに極めて短時間だったが、カリクスさんにお会いした。
今回は、主にカリクスさんの作品を聞かせてもらった。
カリクスさんは、BAの人。様々な工夫でBA多ドラ機を使っておられる。
これまでも何度か聞かせてもらっていたが、今回の作品はなかなか凄かった。
6BA機だったが、耳に入れた瞬間、グワッと音が前後上下左右に展開する感覚が凄かった。
BAドライバでこの感じを聴くのは初めてかもしれない。当然、高域〜低域までが不足なく表現されて、音の不自然さも無かった。
お会いする前に、EイヤでBA多ドラ機を幾つか聞いていったが、明らかにそれらとは違う次元で鳴っていた。
ネットワークも極めると、結構ちゃんと音が出るのかと、カリクスさんの工夫に驚いた感じ。
そこで、私の作品と聴き比べた。
音の広がりはdita dreamとほぼ同等。低音の沈み込みはさすがにダイナミックドライバの方が優れていた。
あと、音の輪郭の描き方が随分と違うと感じた。BA機の方が線が細いのに加えて、若干輪郭がぼやけるというか、ダイレクト感が乏しいかなと感じた。だがそれは聞いていて楽しくないという意味では決してない。心地よい感じは充分にある。
例えば、キンキンにダイレクト感や解像度が高いイヤホンは、音の面白さを感じるのには優れているが、疲れている時などすぐしんどくなってしまう。新幹線での移動時など数時間聴き続けることを考えると、程よく緩い方が楽しく聞き続けられる。
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他にも、ビックリするような気づきが沢山あったのだが、それの記載はカリクスさんに譲るとして。。。
楽しい時間だった。ありがとうございました。
(๑˃̵ᴗ˂̵)